特集 地域を支える 赤十字奉仕団(2)

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■伊奈町赤十字奉仕団委員長にインタビューをしました!
年齢や性別を問わず、ボランティア精神をお持ちの方は、ぜひ一緒に活動しましょう。

―活動内容を教えてください。
友愛訪問、救護支援、敬老会運営のお手伝い、それから特別社資募集や募金活動、乳児健診のお手伝い、防災訓練や文化祭での炊き出し、AED研修の受講など多岐にわたります。

―活動していて良かったことはありますか。
普通に生活しているとあまり経験できないことができることですね。視野が広がったように感じます。

―伊奈町赤十字奉仕団員の高齢化について、どのようにお考えですか。
奉仕団は高齢化が進んでいるので、地域を支える担い手としても、若い世代の協力をとても必要としています。また、力仕事をはじめ、災害時は何が起きるかわからないので、男性がいるととても心強いです。

―新たに入団したい方に対するサポート体制はありますか。
最初は何もわからない不安があるかと思います。そういった心の不安を解決できるよう、コミュニケーションを大切にしています。ある区では、新しい方が入ってきたときに、「友愛訪問がいつあるから、こうするんだよ」と教えてあげたり、一緒に訪問したりしたと聞きました。団員同士、いつでもサポートし合っていきますので、安心してほしいです。

―最後に、ボランティアをしたいけれども踏み出せない方に、メッセージをお願いします。
赤十字奉仕団は、世界的な人道支援、中立性、ボランティア精神、人間の尊厳のもとに活動している団体です。年齢も性別も要件はありません。ボランティア精神をお持ちの方は、まずはご相談ください。

伊奈町赤十字奉仕団委員長　大島　惠子さん

■伊奈町赤十字奉仕団の活動を紹介します
1年間の活動内容
・友愛訪問
住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、見守りが必要な高齢者の自宅を訪問し、団員手作りの啓発品などを配布しています。
・団員自主研修会
さまざまな災害に備えて、いざという時に役立てる事を目的としています。
日本赤十字社埼玉県支部から講師を招き、救急法や防災セミナーを実施して、団員の学び場を設けています。
・伊奈まつり救護活動
町観光協会が主催している町の風物詩「伊奈まつり」では、救護所の活動協力を行っています。
・総合文化祭炊き出し
災害救護用包装食袋(ハイゼックス)を用いた炊き出し訓練を実施しています。
ハイゼックスを使用すれば、災害時でも衛生的で温かい非常食を提供することができます。

■このような活動もしています!
1新型コロナワクチンの集団接種会場で、机の消毒や場内誘導を行いました。
2・3ウニクス伊奈の広場で、自然災害や人道危機の街頭募金活動を行いました。
※詳細は本紙をご覧ください。

■赤十字奉仕団として、地域を支えてみませんか?
伊奈町赤十字奉仕団は、一緒に活動してくださる団員を募集しています。
救命講習などで資格が取れたり、災害に備えた知識などを得ることができたりします。また、ボランティア活動を通して得た貴重な経験は、受験や就活などに活かせることもあります。
年齢・性別は問いません。ボランティア活動に興味のある方、地域社会に貢献したい方、誰かのために、あなたの力を活かしてみませんか?

問合せ：社会福祉課
【内線】2136