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自治体の皆さまへ

特集 身体の健康は歯とお口から(1)

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埼玉県伊奈町

■6月4日~10日は「歯と口の健康週間」です!
皆さんは、歯とお口の健康を守るためにどんなケアをしていますか?お口は表情を作ったり、会話をしたり、食事をしたりと、日常生活を送るうえでとても大切な働きをしています。
また、お口の健康を保つことで身体の健康にもつながります。お口の病気を予防し、生涯にわたってお口の健康づくりに取り組むことが大切です。自分に合った正しいお口のケアをして、80歳で20本以上の歯を保つ「8020」を目指しましょう!

■令和5年町民意識調査よると…
▽定期的に歯の健診を受けている割合
19~64歳:30.2%
65歳以上:44.9%

▽歯間ブラシや糸ようじなどの歯間部清掃用器具を使っている割合
19~64歳:33.6%
65歳以上:49.6%

▽喫煙によってかかりやすくなる病気の認知「歯周病」と答えた割合
19~64歳:25.9%
65歳以上:17.3%

■あなたのお口は大丈夫?歯周病セルフチェック!
□歯茎に赤く腫れた部分がある
□口臭がなんとなく気になる
□歯茎が痩せてきたみたい
□歯と歯の間にものが詰まりやすい
□歯を磨いたあと、歯ブラシに血がついたり、すすいだ水に血が混じることがある
□歯と歯の間の歯茎が、鋭角的な三角形ではなく、赤くブヨブヨしている
□ときどき、歯が浮いたような感じがする
□指で触ってみて、少しぐらつく歯がある
□歯茎から膿が出たことがある

▽判定
0個…歯周病の可能性は低いです。
1~2個…歯周病の可能性があります。
3~5個…歯周病が進行している可能性があります。早めに歯科医で検査をしてください。

■定期健診を受けましょう!
成人のうち約8割の方が、歯を失う原因の1つである「歯周病」にかかっていると言われています。日常生活を見直すとともに、かかりつけ医を決めて定期的に健診を受けましょう。

■歯周病が及ぼす全身への影響
・糖尿病
歯周病菌が歯肉に侵入すると、対抗するため炎症物質を分泌します。これが、全身を巡り、血糖コントロールを行うインスリンの働きを妨げ糖尿病が進行します。
・認知症
歯周病が引き起こす動脈硬化は、脳血管性認知症の原因になる可能性があるとされています。
・がん
歯周病菌によって炎症が起こり、それが続くことで発症すると言われています。
・肺炎
歯周病菌が混じった唾液や食べ物が気管から肺に入り発症します。
・心臓病
歯周病が引き起こす動脈硬化により、心臓に血液を送る血管が狭くなったり、詰まったりします。
・肥満
よく噛めなくなるため、満腹中枢が、働きにくく食べ過ぎがちになります。
・骨粗しょう症
歯を支える骨である歯槽骨が急速に痩せます。
・低体重児出産・早産
炎症性物質の働きが、子宮を収縮させることで起こりやすくなります。

■予防歯科を始めよう!
歯周病は、歯茎の腫れや出血をもたらすだけの病気と考えていませんか?歯周病はそのままにしておくと、全身疾患を引き起こすことがあります。
歯を失う2大原因であるむし歯と歯周病は、毎日の歯磨きや食事を含めた生活習慣の見直し(セルフケア)と、歯科医院で定期的に健診を受けることで予防できます。
予防歯科とは、むし歯や歯周病などになってからの「治療」ではなく、なる前の「予防」を大切にすることです。

問合せ:健康増進課(保健センター)
【電話】720-5000

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