SDGsが2015年9月の国連サミットで採択されて以来、2030年までに持続可能な社会の実現を目指すため、世界中でSDGsの達成に向けた取組が行われ、入間市でもさまざまな取組を行ってきました。今日、企業や団体、学校なども積極的にSDGsに貢献しており、SDGsに向けた市民1人ひとりのさまざまな取組はますます広がりを見せています。SDGsの達成には、市民の皆さんの協力が不可欠です。達成に向け、引き続き一緒に取り組んでいきましょう。
■これまでのSDGsの歩み
SDGsは2016年から2030年の15年間で達成するために掲げられた目標です。ここでは、入間市の取組を中心に、これまでのSDGsに関する出来事を振り返ります。
▼2015 SDGsStart~2017
○世界
2015.9.25
「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が国連サミットで採択
○日本
2016.12.22
「持続可能な開発目標実施指針」決定
SDGsに関する取組を総合的かつ効果的に推進することを目的として策定されました。この実施指針は、日本が2030アジェンダの実施にかかる重要な挑戦に取り組むための国家戦略として位置付けられています。
○日本
2017.12~
「SDGsアクションプラン」策定
「持続可能な開発目標実施指針」に基づき、2030年までに目標を達成するために、「優先課題8分野」において政府が行う具体的な施策等を整理し、各事業の実施によるSDGsへの貢献の見える化を目的として策定されました。プランは毎年策定され、12月に翌年分が公表されています。
▼2020
○日本
2020.4.1
SDGs学習の必修化
新小学校学習指導要領が実施され、小学校でSDGsの学習が必修化されました。中学校では2021年、高等学校では2022年から学習が必修化されました。
▼2021
○入間
2021.2.15
ゼロカーボンシティ共同宣言
2050年までにCO2排出量の実質ゼロを目指し、埼玉県西部地域まちづくり協議会構成5市(所沢市、飯能市、狭山市、入間市および日高市)で表明しました。「省エネルギーの推進」「再生可能エネルギーの利用・促進」「森林の整備・保全・活用」の3本を軸に、地球温暖化対策の取組を進めています。
○入間
2021.9.1
入間市パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度開始
性別にとらわれず、多様な生き方や価値観を認め合い、誰もが自分らしく生活できる社会の実現を目指しスタートしました。片方または双方が性的マイノリティーである2人が、市長に対しパートナーであることを宣誓し、宣誓書受領書等を交付する制度で、宣誓者に未成年の子ども等がいる場合は、家族として生活をともにすることをあわせて宣誓できます。
▼2022
○入間
2022.5.20
SDGs未来都市に選定
SDGs未来都市とは、SDGsを推進するため、他自治体のモデルとなるような先進的な取組を進める都市・地域を内閣府が選定するものです。入間市は、「Well-being」をキーワードに地域資源を生かした取組を進める提案を行い、2022年度SDGs未来都市に選定されました。また、提案したSDGsの取組を進めていくため、「入間市SDGs未来都市計画」を策定しました。
▼2023
○入間
2023.2.1
公用EV(電気自動車)のシェアリング開始
民間事業者と連携し、市役所本庁舎に太陽光発電設備と公用EV(電気自動車)を導入し、市民や観光客の皆さまとカーシェアリングを開始しました。なお、2024年3月2日からは、第2弾として、健康福祉センターにてカーシェアリングを開始しました。
○入間
2023.3.10
茶畑テラス「茶の輪」オープン
金子台の茶畑景観、市内で作られる個性豊かな狭山茶を生かし、狭山茶を五感で体験できる観光スポットを作りました。多くの方に、茶畑景観の美しさや狭山茶の美味しさを体感していただくことで観光振興、狭山茶振興、地域経済の活性化を目指します。
▼2024
○入間
2024.4.1
「SDGs未来都市入間市」オリジナルロゴマーク完成
広く市民にSDGsに関心を持ってもらうため、入間市の風土と文化を表現したオリジナルロゴマークを作成しました。今後入間市SDGsの新たなシンボルとして、さまざまな場面で活用します。
○入間
2024.4.11
入間市SDGsパートナー証贈呈式
SDGsの取組の裾野を広げ、多様な主体との連携でSDGsの達成や地域課題の解決につなげることを目的とし、SDGsの取組や普及啓発を行う意欲のある企業・団体等を「入間市SDGsパートナー」に認定する宣言制度を開始しました。2024年4月11日時点でパートナーへの申し込みをいただいた企業・団体に、パートナー証を贈呈しました。
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