■熱中症警戒アラートとは?? 熱中症特別警戒アラートとは??
令和6年4月に国が気候変動適応法を改正し、新たに「熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)」が創設されました。
今までの「熱中症警戒情報(熱中症警戒アラート)」と何が違うの?発表されたときはどうすればいいの?そんな疑問にお答えします!
○熱中症警戒アラート・特別警戒アラート 発表基準
参考:
日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針Ver.4」(2022)
(公財)日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(2019)
▼違いはここ!!
警戒アラートは県内の暑さ指数情報提供地点の「いずれかの地点」で暑さ指数が33以上になる場合に、特別警戒アラートは暑さ指数情報提供地点の「すべての地点」で暑さ指数が35以上になる場合に、それぞれ発表され、防災行政用無線等で皆さんにお知らせします。
つまり
特別警戒アラートが発表されるということは??
今まで経験したことのないような危険な暑さが予想されます。運動や外出を控え、いつも以上の熱中症対策を行いましょう。なお、特別警戒アラートが発表されると市町村長が指定した施設を「指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)」として開放しなければならないとされています。クーリングシェルターも有効に活用しましょう。
■クーリングシェルターとは??
極端な高温時における熱中症による重大な被害の発生防止、救急搬送者数の減少および熱中症による死者の減少を目的に、国が定めた制度です。
熱中症特別警戒アラートが発表された際に、入間市では25の公共施設をクーリングシェルターとして開放します。
クーリングシェルターに指定した施設の前にのぼり旗を設置します。次ページを参考に事前に自宅やよく行く場所の近くにどの施設があるのか確認しておきましょう。
※施設の休館日や夜間などは受け入れできません。
○クーリングシェルター協力事業者募集中!!
問い合わせ:地域保健課(健康福祉センター内)
【電話】2966-5513
■アラートが発表されていなくても暑いよ!
そんなときは…「まちのクールオアシス」を利用しましょう。
6月1日~9月30日の間で施設の営業日・時間内であればいつでも利用可能な一時的な休憩所です。クーリングシェルターとして指定した公共施設以外に、民間施設も含まれます。
○例えば
入間市内だけでもイオンスタイル入間やウエルシア薬局など多くの施設が指定されています。スーパーやドラッグストアは夜間の遅い時間帯までオープンしている施設もあります。有効に活用して熱中症を予防しましょう。
所沢市や狭山市、飯能市等の近隣市でも民間施設が指定されています。詳細は県ホームページをご確認ください。
■入間市内の指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)マップ
熱中症特別警戒アラートが発令された際に開放する施設を入間市のマップにまとめました。「家のクーラーが壊れた」「1人でいると熱中症が心配…」などの時にご利用ください。
熱中症特別警戒情報が発令されると、指定暑熱避難施設に指定された施設は目印としてのぼり旗を施設入口付近に掲げます。また、クーリングシェルターマークのステッカーも貼っています。
※1 月曜日が祝日の場合は開館
※2 月曜日が祝日の場合は開館し、翌日に休館
※3 敬老の日はのぞく
※いずれも年末年始は休館(閉庁)
※施設点検や改修工事等で休館する場合あり
※国のクーリングシェルターの要件を満たす施設を指定
〔マップは本紙をご覧ください〕
「まちのクールオアシス」も上手に利用しましょう。
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