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自治体の皆さまへ

ストップ!児童虐待

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埼玉県坂戸市

■189(いちはやく) 気づいてあげて そのサイン
毎年11月は「児童虐待防止推進月間」です。
令和5年度に埼玉県の児童相談所が対応した虐待相談件数は、17,472件(前年比+259件)であり、去年に引き続き高い件数で推移しています。子どもの健やかな成長のために社会全体で協力していきましょう。

■実はこれも児童虐待です
◆子どもの前での夫婦げんか
子どもの心を傷つけるだけでなく、その後の成長にも様々な悪影響を及ぼします。

《夫婦げんかが子どもに与える悪影響の例》
◇身体的影響
成長ホルモンが抑えられ、成長不全になることもあります。

◇知的発達面の影響
安心できない環境で生活することで、知的な発達が十分に得られないことがあります。

◇心理的影響
特に思春期以降、乱暴・多動・非行・自殺を図る等の問題行動が現れることがあります。

◆小さい子どもの車内放置・自宅放置
「眠っていたから」、「短い時間だから」わずかな油断が子どもの生命を危険にさらします。

《考えられる危険の一例》
◇車内放置
乳幼児は、大人と違って体温調整機能が未熟です。閉め切った車内など、室温が急激に上がりやすい環境では、短時間でも熱中症の危険が高まります。

◇自宅放置
〈窒息等のおそれ〉
・寝返りをうって元に戻れない
・ミルクを気管に詰まらせる

〈予想外の行動から思わぬ事故につながるおそれ〉
・窓やベランダから落ちる
・お風呂場の浴槽で溺れる
・タバコや乾電池を誤飲する

自分で身を守ることができない乳幼児を守るのは保護者の務めです。十分な気配りを忘れないようにしましょう。

◆虐待のサイン
次のような特徴が複数該当したり、頻繁に見られたりする場合には虐待が疑われます。
・不自然なアザや傷がある
・表情が乏しい
・衣服や体がいつも汚れている
・急にやせた
・落ち着きがなく、乱暴
・家に帰りたがらない

■地域の皆さんへ
身近な場所でも、子どもへの虐待が行われている可能性があります。もし虐待を受けていると思われる子どもを発見した場合は、迷わず連絡してください。あいさつや声かけなどにより、子育て家庭が孤立しないように見守りをお願いします。
連絡者の秘密は守られます。連絡の結果、虐待でなくても責任を問われることはありません。

◆連絡先
・児童相談所虐待対応ダイヤル24時間対応)
【電話】189(いちはやく)
お住まいの地域の児童相談所につながります。
・西入間警察署
【電話】049-284-0110
・こども支援課
【電話】049-283-1331 
内線483

◆彩の国オレンジライトアップ運動
児童虐待防止を呼び掛けるため、11月は県内の人目に付きやすい場所をオレンジ色にライトアップしています。市では、坂戸駅をライトアップしています。

■子育て中の皆さんへ
子育てで一番悩むのは、子どものしつけではないでしょうか。ひとりで悩まず気軽に相談してください。

◆市の相談先
・〈育〉家庭児童相談室
【電話】049-283-1331 内線484
・〈育〉こども家庭センター
【電話】049-292-1025
・〈育〉子育て支援センター
【電話】049-288-2141
・〈乳〉市民健康センター
【電話】049-284-1621
・〈就〉教育センター
【電話】049-283-7301

〈育〉育児相談全般
〈乳〉乳幼児に関する相談
〈就〉就学に関する相談

◆親子のモヤモヤを聞かせてください
親と子どもの悩みごと相談@埼玉
県では、LINE相談窓口を開設しています。子育ての不安や親子関係など保護者の方の悩み、家族からの虐待に関する子どもの皆さんの悩みなど気軽に相談してください。
時間:
・平日 9時~21時
・土・日曜日、祝日 9時~17時
(年末年始を除く)

問合せ:こども支援課
【電話】内線483

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