■あなたの勇気で救える命があります
日本では1日に約200人、7分に1人が突然の心停止により亡くなっています。
心臓と呼吸が止まると時間の経過とともに救命率は急激に低下します。しかし、救急隊を待つ間に救命措置を行うと、何もしない場合に比べ救命率が約2倍になることが分かっています。令和5年度の坂戸・鶴ヶ島消防組合管内における通報から救急車が到着するまでの平均時間は10分23秒であり、救急車が来るまでの間、何もしないと救命率は10%を切ってしまいます。現場に居合わせた「あなた」がいかに早く救命措置を開始するかが命の分岐点になるのです。
出典:日本AED財団ホームページ、厚生労働省 救急蘇(そ)生法の指針
■いざというときのために準備を
AEDにはイラスト等で視覚的に使い方がわかる操作ガイドが入っています。電源を入れると音声で操作手順を教えてくれるので、誰でも簡単に正しく使うことができます。
いざというときに慌てないために、坂戸・鶴ヶ島消防本部の普通・上級救命講習を受講し、AEDの使い方や心肺蘇生法などを習得しましょう。
→講習会案内は本紙6ページ
◇動画で学ぶ
坂戸・鶴ヶ島消防組合公式YouTube オンライン救急講習(心肺蘇生法基本編)
◇AEDの設置場所を確認しましょう
・公共施設
・コンビニ
・eーマップ坂戸
※二次元コードは本紙P.4をご覧ください。
AEDが設置されているコンビニの入口付近には、ステッカーが掲示してあります。
■AEDの屋外設置を進めています
AEDは市役所や小・中学校、出張所・地域交流センターなど66か所に配置しています。また、市内コンビニ31店舗にも配置しており、合計すると97か所です。
しかし、公共施設の屋内に設置されたAEDは夜間や休日に使用することができません。そこで、常時使用できるように令和3年度から順次、屋外型収納ボックスの導入を進めています。現在までに、市内47か所の屋外設置が完了しました。
なお、このボックスは屋外使用に耐えられる防塵じん・防水機能を有し、いつでも簡単にAEDを取り出すことができます。
■イベント用AEDの貸出し
多くの人が集まるイベントを実施する際にご活用ください
対象:自治会やスポーツ団体等が市内で開催するイベント
貸出期間:貸出希望日から原則7日以内
予約期間:貸出希望日の3か月前から受付
予約方法:貸出・返却希望日、イベント名・開催日、代表者の住所・氏名・連絡先を市民健康センターへ電話、ファックス又はメール
【電話】049-284-1621
【FAX】049-284-3939
【メール】sakado55@city.sakado.lg.jp
◎詳しくはこちら
※二次元コードは本紙P.4をご覧ください。
問合せ:
・市民健康センター
【電話】049-284-1621
・防災安全課
【電話】内線321
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