南海トラフ沿いで想定されている巨大な地震が発生した場合、埼玉県でも、最大震度5弱から5強程度の揺れが想定されています。
地震はいつ、どこで発生するか分かりません。いざというときに、自分の身を守るため、各家庭で日頃から必要な「備え」をしておくことが大切です。
■Point1 備蓄品の準備
大地震の場合、物流機能の麻痺(まひ)により、生活物資が不足することが予測されます。最低3日分、できれば1週間分程度を各家庭で用意しておきましょう。
・飲料水(1日1人3ℓ×家族×3日分)
・食料品(レトルト食品、缶詰、乾物、フリーズドライ食品)
・カセットコンロ、ボンベ
・クーラーボックス、保冷剤
・LEDランタン
・モバイルバッテリー
◇3日分以上の水・食料の備蓄法 ローリングストック法
ローリングストック法は、普段から食べなれた食品を「非常食」とすることです。
1 普段から少し多めに食材や加工品をストックしておく
2 定期的に、日常生活で古いものから順に使用する
3 使用した分を買い足し、補充する
■Point2 家族との連絡方法の確認
地震発生時、必ずしも家族と一緒にいるとは限りません。あらかじめ連絡方法を決めておきましょう。
・集合場所、避難場所
・行先のメモを残す場所、方法
・連絡の取り次ぎ先(遠方の親戚、知人など)
・災害時の連絡手段(災害用伝言ダイヤルなど)
■Point3 住まいの地震対策
大地震が発生し、家具が転倒すると、大怪我の原因や避難の妨げになります。家具の対策をしっかりして、身の安全を守りましょう。
・家具転倒防止グッズ等を活用して、家具が固定されているか
・寝る場所に家具が倒れてこないか
・避難の妨げになる場所に家具が設置されていないか
・家具の上にガラス製品などを置いていないか
・家具だけでなくテレビや冷蔵庫も固定されているか
■Point4 防災のスキルと知識を身につける
大規模地震や風水害等に備え、市では、毎年、防災訓練を実施しています。
積極的に訓練に参加し、いざというときに対応できるよう防災のスキルと知識を身につけましょう。
※防災訓練は、例年9月に実施していましたが、今年度は、11月16日(土)に浅羽野小学校を会場に実施します。詳しくは、広報さかど11月号へ掲載します。
■ブロック塀及び耐震診断の相談窓口
ブロック塀の点検方法や無料簡易耐震診断に関する窓口を設置していますので、ご相談ください。
所有するブロック塀や建物について、震災時に誰もが安心できるように適正な管理をお願いします。
問合せ:住宅政策課
【電話】内線545
問合せ:防災安全課
【電話】内線219
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