教育委員会では「心身ともに鍛え、夢に向かって挑戦する寄居町の子ども」を目指す子ども像として、5つの基本目標の下、各施策に取り組んでいます。このたび「令和5年度教育委員会の事務に関する点検・評価報告書(令和4年度対象)」を取りまとめましたのでお知らせします。併せて、現在進めている教育委員会の取り組みの一部をご紹介します。
〔町独自〕…近隣自治体にはない寄居町独自の取り組み
■5つの基本目標
I.未来をく確かな学力の育成
II.豊かな心と健やかな体の育成
III.教職員の資質向上と教育環境の充実
IV.家庭・地域の教育力の向上
V.生涯を通じた多様な学習活動とスポーツの推進
■〔POINT01〕学校のDXを推進
▽ICTを活用した学習活動等
既に、1人1台のタブレット端末を整備しているほか、今年度は学校内の情報機器を更新し、ICT環境の充実を図りました。また、各学校のすべての普通教室に電子黒板を導入し、音声や動画等を活用した授業も進めています。
さらに、学校と保護者の負担軽減を図るため、一斉メールの配信や日頃の欠席連絡等、通話を要さない連絡ツールも導入しました。
▽ICTの活用による働き方改革の取り組み
各学校に出退勤システムを導入し、時間外勤務時間の見える化を図ることで、教職員の時間外勤務時間の縮減も進めています。
また、各中学校にテスト問題のデジタル採点ソフトウェアを導入し、教職員の負担軽減につなげています。
■〔POINT02〕就学援助・修学資金給与
▽経済的支援が必要な家庭に就学援助
児童・生徒が町立小・中学校へ通学していて経済的な支援が必要な家庭に対して、学用品費、新入学準備費、修学旅行費、オンライン通信費等の一部補助を行っています。
▽経済的理由による高校生修学資金給与〔町独自〕
町内在住で、修学の意欲を有しながら、経済的な理由により高等学校等での修学が困難な方を対象に、修学に要する資金の一部を給与しています。
■〔POINT03〕学校給食費に関する支援
▽第3子以降の児童・生徒に対する学校給食費の無償化〔町独自〕
子育て支援として、多子世帯の経済的負担の軽減を図るため、第3子以降の学校給食費の無償化を実施しています。
▽物価高騰対策としての給食材料費の一部公費負担〔町独自〕
近年の物価高騰に対する時限措置として、給食材料費の一部を公費負担とすることで、給食の質と量を確保しています。
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