高齢者の安全と介護者の安心のため、町ではさまざまな事業を実施しています。ぜひご活用いただき、毎日の生活にお役立てください。申請方法や利用方法等の詳細は、福祉課へお問い合わせください。
■徘徊(はいかい)高齢者探索サービス
徘徊行動によって見守りの必要な高齢者等に、位置情報端末を常時身に着けることで、行方不明時に、インターネットや電話照会で現在位置を確認することができるサービスです。また、このサービスには日常生活賠償補償が付帯されています。これにより、サービス利用者が意図せず踏切に進入して鉄道を止めてしまうなど、法律上の損害賠償責任を負った場合の損害を補償し、ご家族の負担を軽減することができます。
対象:徘徊行動があり自力で帰宅することが困難な町内在住の在宅生活者で、次のいずれかに該当する方
(1)65歳以上の認知症高齢者
(2)『介護保険法』に規定する要介護認定のある方
利用者負担額:月額825円(税込)
※生活保護を受給されている方は無料
■認知症簡易チェックシステム
認知症の早期発見・対応のため、町公式ホームページ内で「認知症簡易チェックシステム」がご利用いただけます。このシステムには2つの項目があり、認知症簡易チェックの結果とともに相談先が表示されます。パソコンや携帯電話、スマートフォンで簡単に認知症チェックをしてみませんか。
■緊急時通報システム
ひとり暮らしで慢性的な疾患を抱える高齢者の方、重度身体障害者の方が、緊急時(自宅での急変等)に通報できる専用機器の貸し出しを行っています。対象の方がボタンを押すとコールセンターにつながり、救急車の要請や健康状態の相談をすることができます。
対象:町内在住の在宅生活者で、同一敷地内または同一建物内に親族がいない、およびこれに準ずる次のいずれかに該当する方
(1)おおむね65歳以上の高齢者で、身体上慢性的な疾患などにより日常生活を営むうえで、常時注意を要する方
(2)重度身体障害者(身体障害者手帳の2級以上の障害を有する方)
※65歳以上のひとり暮らし高齢者のすべての方が対象となるものではありません。申請後の審査を経てシステム貸与の可否について決定します。
ほかにも高齢者の生活を支えるサービスや、介護や福祉、健康に関する相談を受け付けていますので、各相談窓口にご連絡ください。
▽相談窓口
・福祉課【電話】581-2121(内線123・124)
・市街地・西部・桜沢・用土地区の方⇒大里広域地域包括支援センター埼玉よりい病院【電話】584-0062
・折原・鉢形・男衾地区の方⇒大里広域地域包括支援センター寄居町社会福祉協議会【電話】581-8548
本紙掲載二次元コードから、認知症簡易チェックシステムにアクセス!
■認知症ガイドブック 認知症ケアパス
認知症の方やその家族が住み慣れた地域で安心して暮らしていくために、認知症の症状などの基礎知識や認知症の状態に応じた必要な医療・介護サービス、相談窓口等をまとめた「認知症ケアパス冊子」を福祉課で配布しています。認知症の心配のある方や、認知症の家族がいらっしゃる方など、ぜひご活用ください。
問合せ:福祉課
【電話】581-2121(内線123・124)
<この記事についてアンケートにご協力ください。>