■定期的な運動習慣がありますか?
定期的に運動をする習慣がある人は、糖尿病や心疾患、脳血管疾患などの生活習慣病や、がん、うつ、認知症などになるリスクが下がることが分かっています。
一方で、1日の中で座っている状態が長く、運動習慣がない人は、そうでない人と比べて肥満度や生活習慣病の罹患率が高いと言われています。
■少しずつからだを動かしてみましょう!
普段運動しない人が急に運動すると、心血管系の事故のリスクが高まります。久しぶりに運動をするときは、軽い強度と短めの時間から始め、4~6週間は強度をそのままに徐々に時間を延ばしていきましょう。
・1回30分、息が弾むくらいの有酸素運動
エルゴメーター(自転車こぎ)、トレッドミル歩行、水中歩行など、1種目から選んで行うようにしましょう。
・身体活動を増やす
生活の中で、今よりも少しでも身体活動を増やしましょう。階段を使う、遠くのトイレを使う、テレビを見ながらストレッチなど、始められることから無理せず始めてみましょう。
・筋力トレーニング
最大挙上重量の60~80%の重さを、8~12回繰り返しましょう。胸、背中、下肢などの大きな筋肉が集まる部位を行うと、効果が高まります。
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