◇田中
7月、同じ学校でマクロビオティックを学んだ仲間が、麦の刈り入れを手伝いに来てくれました。健康志向や自然栽培への興味、自分でも畑をやろうと考えている点など通じるところが多く、声をかけたらすぐ反応して来てくれました。作業中、「同志がいる」ことと「安価に長期滞在ができる」ことが、移住のハードルを下げるという話が出ました。同じような生き方を求めている人たちが力を合わせて生活する場を作ることができれば、その場での暮らしや仕事を体験しに来る人、移住を検討してくれる人は増えると感じ、自然栽培とマクロビオティックを売りにしたコミュニティを作ろうと考え始めました。6月から始めた「健康塾」で、小鹿野をはじめとした秩父地域に同志はかなりいることを実感しています。今、この潜在的な力を活かし、小鹿野に人を呼び込みたいと考えています。
◇宇佐川
毎月、年齢を越えてどなたでも参加可能な「月1みんなの学校」を引き続き開催中です。今年度は、5月から7月まで合計5日間開催いたしました。学びやコミュニケーションを大切にした場として、出会いを通じて何かが生まれ落ちる時間として多種多様な方々にお気軽にご参加いただけましたら嬉しいです。
また、7月27日(土)は、初めて「みんなの学校・遠足」を開催させていただきました。今回は世代を越えた方々が集まり「倉尾地区」を歩かせていただきました。初めて歩かれる方もいらっしゃり、交流を通して地域への多様な発見がありました。(写真は、7月27日(土)に開催された「エヴァン先生とボードゲームの世界を楽しもう!」の様子です。子どもから大人まで20人ほどの皆さんにご参加いただきました。)
◇等々力
《中新世の小鹿野7-7》
7回にわたって小鹿野が海であったことをリカイする試みをしてまいりました。皆さんの理解に多少なりとも役立てたとしたら幸いです。森町長いかがだったでしょう?地球の歴史のビデオを早まわしする方法は、地球をリカイするにはとても有益なやり方です。ぜひ皆さんもWikipediaなどを使ってやってみられることをお勧めします。爪や髪の毛など、一定のスピードで変化するものはすべて「時計」として使えます。最後に、中新世の日本の海は、中頃までは熱帯・亜熱帯の気候でしたが、それ以降だんだん寒冷化していったと考えられています。以下に、小鹿野の海(「古秩父湾」)の変化と、その時代の日本の代表的な動物群を対比させて終わります。ご清聴ありがとうございました。約1700万年前:古秩父湾の誕生(熱帯・亜熱帯「明世動物群」)⇒約1600万年前:深海の時代で日本の広い範囲が水没(熱帯・亜熱帯「門ノ沢動物群」)⇒約1550万年前:生物の楽園、浅海の時代(熱帯・亜熱帯「門ノ沢動物群」)⇒約1500万年前:古秩父湾の消滅(寒冷「古塩原動物群」)
[地域おこし協力隊とは?]
地域おこし協力隊とは、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PRなどの地域おこし支援、農林水産業への従事、住民支援など広範囲な地域協力活動を行いながら、その地域への定住・定着を図ることを目的として活動している人たちと、その制度のことです。
この活動は「地域力の創造・地方の再生」を掲げる総務省の制度を根拠とし、地方公共団体が選任した協力隊員に活動を委託するもので、国からの特別交付税による財政支援を受けて協力隊員に報償費などを支払います。隊員の任期はおおむね1年から3年です。
※制度の詳細は、二次元コードから総務省ホームページをご覧ください。
※二次元コードは本紙8ページをご覧ください
▽地域おこし協力隊
「小鹿野町地域おこし協力隊」の活動はFacebookで!
※詳しくは本紙8ページをご覧ください。
問合せ:
・産業振興課
【電話】75-5061
・まちづくり観光課
【電話】75-5060
・地域商社推進室
【電話】72-8080
・生涯学習課
【電話】75-0063
<この記事についてアンケートにご協力ください。>