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健康日本21幸手計画(第4次)

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埼玉県幸手市

■塩分の摂りすぎに注意しましょう!
塩は日本人の食生活に欠かせないものです。
日本人の1日の平均摂取量は男性が10・9g、女性が9・3gですが(令和元年度国民健康・栄養調査より)、これは1日の食塩摂取量の目安である男性7・5g未満、女性6・5g未満を大きく上回っています。
塩分の摂り過ぎは健康にさまざまな影響を与えます。減塩することで、血圧の上昇を抑え、脳血管疾患や心筋梗塞の予防に繋がり、また、胃がんの発症リスクを下げることができます。
単に塩分を減らすだけだと、食事の味が薄くなり、物足りなく感じる人も多いと思います。そこで、今回は塩分を減らしながらも、おいしい食事にできる方法をご紹介します。

(1)薬味の香りや酢・香辛料を活かす
にんにくや生姜など、香りの強い薬味は味の幅を広げてくれます。また、お酢や唐辛子などの香辛料は、味のアクセントとなり、物足りなさを解消してくれます。

(2)麺類などの汁は残す
ラーメンやうどんなどの汁はそれだけで1日の塩分摂取量を超える塩分が含まれていることがあります。すべてを飲み干さない、スープの量を最初から少なめにすることなどを意識してください。
これから寒くなるとお鍋がおいしいですが、その汁にも塩分が多く含まれています。

(3)汁ものは具沢山に
汁ものは具が多いほど食材のうまみが出るため、塩などの調味料を使う量を減らすことができます。
また、かつお節や昆布などでとる出汁は、イノシン酸やグルタミン酸といった旨味成分が含まれ、塩分を抑えても満足感のある味わいになります。
粉末だしの中には、塩分が多く含まれるものもあるので、購入時に表示を確認しましょう。

問合せ:健康増進課
【電話】42-8421

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