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自治体の皆さまへ

〈特集1〉ケアラーについて考えよう~みんなで知ろう、ケアラーのこと~(2)

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埼玉県志木市

■ヤングケアラーとは
ケアの必要な家族など身近な人に対して、大人が担うようなケアを引き受け、無償で介護、看護、日常生活上の世話や援助などを行っている18歳未満の人のことをいい、主に次のようなサポートをしている人をいいます。
・料理
障がいや病気のある家族に代わり、買い物・料理・掃除・洗濯などの家事をしている。
・幼いきょうだいの世話
家族に代わり、幼いきょうだいの世話をしている。
・世話や見守り
障がいや病気のあるきょうだいの世話や見守りをしている。
・通訳
日本語が第一言語でない家族や障がいのある家族のために通訳をしている。

■ヤングケアラーの実態
県のヤングケアラー実態調査では、ヤングケアラーがケアしている頻度は毎日という回答が最も多く、ケアの内容としては「家事」が58%、「感情面のケア」が41%となっています。
ヤングケアラーは、本来大人が担うべきケアをしており、学校生活などにも影響を及ぼしています。このことからも、ヤングケアラーが必要としているサポートは、相談できる大人の存在や悩みを打ち明けられる場所といえます。

ケアをしている頻度

*埼玉県ヤングケアラー実態調査(令和2年度実施/県内高校2年生対象)

ケアの内容(複数回答可)

※埼玉県ヤングケアラー実態調査(令和2年度実施/県内高校2年生対象)

■志木っ子が笑顔で暮らすために~ヤングケアラー講座~
市では、「ヤングケアラーについて知ろう」をテーマとし、市内すべての小・中学校の小学4年生から中学3年生までを対象に、ヤングケアラー講座を実施しています。
講座終了後には、ヤングケアラーについてのアンケートを実施し、家族のケアで悩んでいる児童・生徒の悩みに寄り添いながら、関係機関とともに適切な支援へつなげていきます。

■相談窓口一覧

■ケアラーズサロン輝~お話しませんか、介護の悩みや困りごと~
□介護している人ならだれでも参加できます
介護における悩みや気持ちについて話し合っています。お互いに介護者だからこそ、気持ちや悩みに共感しやすいといえます。また、介護に関する制度やサービスなどの情報交換もできます。
令和5年4月から、くらぶメゾン志木「スペースIMA」でもサロンを開催していますので、ぜひお越しください。
とき:
(1)第1月曜日 10時~12時
(2)第3木曜日 10時~12時
ところ:
(1)くらぶメゾン志木「スペースIMA」(館2-6-11 柳瀬川駅前ペアクレセントビル2F)
(2)埼玉警備保障(株)1Fレンタルスペース(本町3-2-24)
参加費:100円

問合せ:志木介護する人を支える会
【電話】048-472-1649

問合せ:
・ケアラーに関すること
長寿応援課【電話】048-473-1395
・ヤングケアラーに関すること
子ども家庭総合支援室(子ども支援課内)【電話】048-456-5362

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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