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自治体の皆さまへ

~「まさか」は突然やってくる~災害に備えるためにできること(2)

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埼玉県志木市

((1)の続き)

■水害に備える~洪水時の警戒レベルを知って行動を把握~
災害発生のおそれがある場合、市町村などから発令される「警戒レベル」と、国や都道府県から発令される「警戒レベル相当情報」の2種類の情報が発令されます。
警戒レベルとは、災害発生の危険度と、とるべき避難行動をわかりやすく理解するための情報です。
警戒レベル相当情報とは、国土交通省、気象庁、都道府県などが発令する防災気象情報のことで、皆さんが避難行動などを判断するための参考となる情報です。市から警戒レベル3(高齢者等避難)や警戒レベル4(避難指示)が発令された際に危険な場所にいる場合は、あらかじめ指定された避難場所へ向かうことにこだわらず、川から少しでも離れた、頑丈な建物の上層階に速やかに避難するなどの安全確保行動を取ってください。

■地震や大雨に備えて住まいや宅地などの点検をしましょう
近年、地震や大雨により、各地で地盤の崩落やブロック塀の倒壊など周囲に大きな影響を与える宅地被害が発生しています。
土地の所有者は、宅地の安全の維持に努める責任があるため、日頃から所有する土地や周辺の擁壁、ブロック塀などの安全点検をしましょう。

□安全点検のポイント
ブロック塀の倒壊や擁壁の崩落などは、日頃の安全点検により、未然に被害を防いだり軽減することができます。擁壁や
ブロック塀など、不安な点があれば専門家(一級建築士など)へ相談することをおすすめします。
・倒れそうな木や根の露出した木、枝の茂った木はありませんか。
・地盤が不自然に沈下していませんか。
・石や土砂が落ちてきていませんか。
・雨水などをがけの上で流していませんか。
・割れ目から地下水がしみ出ていませんか。
・雨どいや排水溝に落ち葉や泥などがつまっていませんか。
・水抜き穴からうまく水が流れ出ていますか。
・亀裂やふくらみはありませんか。
*基準を満たさないブロック土留の危険…塀を作るための空洞ブロックは、本来、擁壁として構築されるものではありません。特に土などを留めているブロックには注意しましょう。

問合せ:建築開発課
【電話】048-456-5372

■役立つマニュアルを公開中!
住まいの防災に関するマニュアルを国土交通省ホームページからご覧になれます。宅地をめぐる災害についての詳しい点検のポイントが事例ごとに示されているほか、災害対策も掲載されていますので、ぜひご活用ください。

■地震から命を守る補助金があります!
倒壊の危険性が高いといわれている昭和56年6月以前に建築された、戸建住宅や分譲マンションの耐震診断や耐震改修工事などを行う場合に、補助金が利用できます。
地震から大切な命を守るためにも、こちらの補助金を活用し、ご自宅の耐震化を進めましょう。
また、危険ブロック塀などの撤去・改修工事への補助金もご利用ください。補助には一定の要件があります。詳しくはホームページをご覧いただくか、建築開発課へお問い合わせください。

問合せ:防災危機管理課
【電話】048-473-1123

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