地域とともにある学校 コミュニティ・スクールを基盤とした小中一貫教育
たくましく未来を切り拓(ひら)き 一歩上を目指す台(だい)っ子
日高市では、6つの地区に学校運営協議会を設置し、コミュニティ・スクールを基盤とした小中一貫教育を進めています。
各地区では、地域の特色を生かした教育の推進に向けて、協議を重ね、実践しています。
今回は、武蔵台地区の取り組みを紹介します。
5月15日に第1回学校運営協議会を開催しました。「すべては子どもたちのために」を合言葉に、保護者・地域の皆さんと協働して学校づくりを行っていくことを確認しました。
7月10日の第2回学校運営協議会では児童生徒会から「学校をよりよくするための環境整備について」の提案を受け、実現に向けて話し合いました。今後も、「地域とともにある学校」を目指して取り組んでいきます。
■主な協議内容
・学校運営の基本方針
・学校の教育活動への支援
・環境整備作業等
■武蔵台小中学校の特色ある教育活動
武蔵台小中学校がスタートし、今年で2年目となります。義務教育学校だからこそできる教育活動を充実させていきます。
(1)児童生徒会活動を中心とした異学年の交流活動
1年生から9年生までの縦割り班による「台っ子掃除」「台っ子遊び」を行っており、委員会活動も5年生から9年生までが共に活動しています。本年度は、新たな取り組みとして前期課程の児童も参加して「児童生徒総会」を実施しました。また、運動会や校内音楽会などの行事も、義務教育学校の良さを生かした工夫をしています。
(2)地域の教育力を生かした教育活動
地域学校協働本部との連携を強化し、地域人材の活用を進めています。ふるさと科では、ゲストティーチャーによる授業を積極的に行っています。部活動においても、吹奏楽部の指導など地域の教育力を生かしています。
(3)前期課程における一部教科担任制
外国語、音楽、社会の3教科において後期課程の教諭が前期課程の授業を行う「教科担任制」を取り入れています。また、前期課程の教諭も後期課程の体育、数学の授業を行っています。教科担任制を取り入れることで、教員の専門性を生かした授業ができるだけでなく、全教職員で、子どもたちを見守り育てていくことにつながっています。
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