市では、市内6つの地区に学校運営協議会を設置し、コミュニティ・スクールを基盤とした小中一貫教育を進めています。
各地区では、地域の特色を生かした教育の推進に向けて、協議を重ね、実践しています。今回は、高麗地区の取り組みを紹介します。
高麗地区では、学校運営協議会を中心に、保護者・地域住民・学校の三者が連携を深め、地域のニーズを迅速かつ的確に学校運営に反映させること、保護者や地域住民の学校運営への協力および参画を促進することを目指し協議を進めています。
・目前の課題である令和7年度の義務教育学校高麗小中学校開校に向け、「学校運営協議会だより」などを活用した進捗状況などの情報発信
・安全な通学路の在り方
・地域学校協働活動推進委員や公民館と連携した学校教育を支援するための人材派遣(ボランティア)の在り方
・小学校および中学校の物品廃棄・移動について、卒業生への働きかけの検討
・地域学校協働本部(KOMAction)を中心とした「ありがとう、高麗小!」の開催
このほかにも小学校および中学校では、義務教育学校開校に向け、小学生と中学生が同じ校舎で学ぶことを考慮した設備改修を検討しています。
また、教員の合同研修会における教科備品等の取捨選択、授業開始時間・休み時間の調整、9年間を見通した行事計画などの話し合いや、小学校および中学校のPTA合併に向けた、検討委員会での話し合いも進めています。
義務教育学校開校に向け、小学校の資料室などを片付けていると、古い写真や資料があります。特に学校日誌や学芸会の写真など、長い歴史を感じさせるものがあります。
次回は、「高麗川地区」の取り組みを紹介します。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>