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朝霞市は男女平等社会の実現を目指しています 「女性も男性も輝く社会とは」

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埼玉県朝霞市

「男女平等の社会を目指す」には、どうしたらよいのかと考えてみた。日本は、まだまだ男女平等とは言い難い社会ではないだろうか。昔から、「男女平等」の議論はあったが、今と比べ、問題意識は高くなかったように感じる。その理由のひとつとして、日本人は世間体を気にする、他人を気にしすぎるところがあり、「男性は仕事へ、女性は家庭を守る」という意識が当たり前だったからかもしれない。
それでは、なぜ今「男女平等」と取りざたされるのだろう。それは「意識の変化」の表れではないだろうか。「他人を気にしなくてもいい」という風潮になり、「個」を尊重し、「個」を大切にしようとするなど、仕事とプライベートへの考え方で、意識が大きく変わってきたからではないだろうか。
我が家では、3人の子どもを育てるのに、必死であったので「男女平等」について話し合うまでもなく、二人で協力して、育児も仕事もすることが必然だった。それこそ、我が家は男女平等でなければ成り立たず、他人を気にする、世間体を気にするどころではなかった。朝早く、スーツ姿で自転車に子どもを乗せ、保育園に向かうことが私の日課だった。そのお陰で、保育園の保護者同士や園長先生とも親しくなれ、それは良い思い出となり、今は懐かしく感じる。
最近では、男性がお子さんをおんぶして保育園等に向かう姿を見かける。男性が子育てに関わりやすい環境になりつつあるのかもしれない。これからは、仕事かプライベートかに偏るのではなく、それぞれのライフスタイルを尊重し、両立することが大切になるのではないだろうか。男性も、育児や家事のことを進んで行い、働きたい女性は社会で個性と能力を発揮し、各々が支え合って活躍することが大事だと思う。「男女平等」を考えるとき、重要なのは、仕事とプライベートのバランスであると思う。どちらか一方に偏らない、ということではないだろうか。これによって、少子化問題や労働力の担い手不足、さらには就労における男女の処遇等の改善にも一役買うのではないだろうかと私は考える。互いを尊重し合い、男女格差のない平等な社会の実現に向けて、ワーク・ライフ・バランスについて考えてみるのはどうだろうか。
※このコラムは、「男女平等推進事業企画・運営協力員」と協働で、日々の生活の中で感じている「男女平等」について執筆しています。

問合せ:それいゆぷらざ(女性センター)
【電話】463-2697

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