◆建設関係
▽舗装されていない公道の管理について
獅子倉晴樹議員:公道には、舗装されている道路とされていない道路とありますが、舗装する場合の基準や考え方等をお伺いいたします。朝霞県土整備事務所と東武東上線の間にある市道2362号線ですが、こちらは幅員は4m以上確保されています。また、沿道に福祉施設があり利用者が送迎でこの道を利用していますが、舗装されていないので凸凹していて利用しづらい状況となっておりますので、ぜひ舗装していただきたいと思いますがいかがでしょうか。
都市建設部長:市道を舗装するにあたっての基準については、朝霞市が管理する市道の構造等の基準に関する条例の規定にのっとり、道路幅員が4メートル以上確保されていることや当該道路の交通量や利用状況などを総合的に勘案し、舗装の必要性を判断しています。
市道2362号線は、一般交通の用に供する道路として道路認定をしており、沿道には本道路を利用している福祉施設があることから、今後利用状況などを踏まえ、舗装の実施に向けて検討していきます。
その他の質問項目:大雨浸水被害状況と対策について/内間木、岡地区の排水対策について/車両の浸水対策について/高齢者、障がい者への人的支援について
▽タブレット学習・宿題の実際について
田辺淳議員:夏休みの宿題に、市内大半の小中学校で「すららドリル」が使われたようです。タブレットを使っての宿題を、教員は簡単に出せるようになりました。でも実際は、そばに誰かがいて手助けをしなければ、結局わからない子は先に進むこともできません。ペナルティで問題が増える「個別最適な学び」とは物は言いようです。できる子だけ、先に進める。ログインからイライラが募る、そのような子どもたちの精神的ストレスはどのように対応するのでしょうか。フォローが必要ではありませんか。
学校教育部長:令和6年度の夏休みには、ほとんどの学校でAI搭載型のドリルを活用した課題が出されており、多くの児童・生徒が取り組んでいます。タブレットによる学習が苦手な児童・生徒の支援については、教員の端末から確認することができますので、置き去りにならないよう、個別にフォローしていくことが大切だというふうに捉えています。
その他の質問項目:もっと地域に避難所を/樹冠被覆率をみどりの指標に/井戸中心の美味しい水道水の実現を/ごみ焼却場更新と解体費の莫大な無駄を問う
▽止水板設置補助金の増額について
利根川仁志議員:7月31日の豪雨では、市内多くの地域に多大な被害が出ました。
床上浸水被害地域への対策は、新たな計画と予算が必要不可欠な課題になりますが、まず、被害地域への災害見舞金の増額や、被害地域への「税」の減免または猶予と減免率の見直し、税を前納した方への対応、災害対策本部の設置基準の見直し等が必要になります。また、自主防衛を検討していただくためにも、止水板の設置補助の増額と、すでに設置してある止水板の改修補助が必要と思いますが、朝霞市の見解をお伺いいたします。
福祉部長:災害見舞金を増額することについては、現状は難しいと考えていますが、今後、他市の状況等を確認していきます。
総務部長:被災状況に応じて、例えば減免率に幅を持たせるなどの柔軟な対応ができるかどうか、他自治体等を参考に調査研究をしたいと考えています。
税を前納した方については見直しを行い、固定資産税の課税客体である固定資産が同じ被害を受けているのであれば、前納された場合も、7月31日の豪雨に伴うものを含めて、納付済分も減免の対象としました。
危機管理監:水害における災害対策本部の設置基準については、市地域防災計画に基づいて設置することとしています。
市長:止水板の補助については、駐車場などがある地域では、間口を広く取らなくてはいけないため、費用も現状のままでは厳しいと思いますので、補助率、上限額についても検討していきたいと思います。
止水板が設置されていても、それを越えて水が入ってきてしまった場所もあります。この場合、かさ上げをしないと防ぐことができませんので、改修についても、費用も支援をしなくてはいけないと考えています。
その他の質問項目:罹災証明書の発行手続きの簡素化/令和7年度予算での防災・減災対策/自治体ライドシェアについて/膝折町4丁目ワゴンバスの運行他
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