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議会だより(1)

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埼玉県朝霞市

編集:議会だより編集委員会

■令和6年第2回朝霞市議会定例会
令和6年度(2024年度)朝霞市一般会計補正予算(第2号)など8議案を審議

令和6年第2回朝霞市議会定例会は、6月10日(月)に招集され、会期を22日と定め開かれました。
この定例会では、市長から8議案が提出され、審議した結果、8議案を可決しました。
議員提出議案は5件提出され、すべて可決しました。議案の件名と要旨は、次のとおりです。
なお、議案審議結果は市ホームページに掲載しています。

◆議案審議
▽議案第52号 朝霞市森林環境整備基金条例
原案可決(全会一致)
説明:国から交付された森林環境譲与税を、森林整備およびその促進に関する事業の財源に充てるとともに計画的に活用するため、朝霞市森林環境整備基金を設けることとし、新たに基金の管理および処分に関し必要な事項を定める条例を制定するものです。

▽質疑 朝霞市森林環境整備基金条例について
髙堀亮太郎議員:本基金は森林環境税として国民から徴収した税金が財源になります。基金の使い方として、例えば森林保全、里山の整備、緑化推進などに使われるのが、より市民の納得が得られるかと考えます。今後、市としてはどのようにこの基金を使っていくのか考え方をお伺いします。
総務部長:市内における森林は限られていることから、これまでは国産や県産木材の利用促進や普及啓発活動を通じて、市民の方が森林を身近に感じられるような施策を推進してきましたが、今後は森林法第2条に基づくナラ枯れ伐採費用などにも活用していきたいと考えています。

▽森林環境整備基金を有効に使う運用方針の有無
黒川滋議員:森林資源の利活用を促す森林環境税を、年度をまたいで積み立ててまとめて使えるようにというのが基金設置の考え方ですが、年度をまたいでどのように使っていくかという考え方はどのようになっていますか。
総務部長:自治体が使途について説明責任を果たせるのであれば、基金そのものの設置を妨げるものではないと回答を得たことから、基金の設置を提案しました。今後の運用については、当面は引き続き単年度での活用を検討し、譲与額に余剰が生じた場合には基金に積み立てし、翌年度以降に活用していきたいと考えています。また、目的のために目標額を決めて一定額を積み立てることについては、今後検討していきたいと考えています。

▽議案第53号 工事請負契約の締結について
原案可決(全会一致)
説明:(仮称)宮戸二丁目公園整備工事について工事請負契約を締結するものです。
質疑:公園整備工事入札の地元企業優先発注
田原亮議員(仮称):宮戸二丁目公園における整備工事について、一般競争入札を執行したところ11社の応札があり、市外の業者が落札決定となったとのことでした。
そもそも入札参加資格を有する業者が少ない工事については、そこをいかに増やしていくかという視点が重要かと存じますが、地元企業優先発注の観点から入札執行の工夫、そして設計段階における分離発注の検討や下請けの要件設定など、地元企業に少しでも関わっていただける工夫はされているのかを伺います。
総務部長:今回の工事については、参加資格である造園工事業の業種の登録がある市内業者のうち、格付の等級や施工実績を満たす市内業者が2者のみという状況でした。よって、競争性を確保するため、参加資格となる営業所の所在地の要件を埼玉県内まで広げることになり、市内業者を優先する工夫等については困難な状況となりました。
都市建設部長:今回の新たな公園整備には多額の費用が必要になることから、工事費のさらなる増加や工期の長期化を考慮して、分離発注はしませんでした。

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