◆第54号 工事委託に関する協定の締結について
原案可決(全会一致)
▽説明
東武東上線をまたぐ浜崎陸橋の改修工事について東武鉄道株式会社との間で工事委託に関する協定を締結するものです。
▽質疑
・浜崎陸橋改修工事について
小池貴訓議員:東武東上線朝霞台駅構内における浜崎陸橋改修工事の協定の締結ですが、協定の金額は約3億円です。浜崎陸橋改修工事の具体的な改修内容と費用対効果と言いますか、橋の長寿命化計画に位置付けられた改修工事により、どの程度の耐用年数が伸びるのでしょうか。
都市建設部長:工事の具体的な内容については、軌道内における橋梁のコンクリート部分のひび割れや鉄筋が露出している箇所の補修に加え、橋梁の上部構造を支える支承部のモルタル補修などを実施する予定です。今回の改修工事を行うことで長寿命化できる年数を明確に申し上げることは難しいですが、点検結果では、早期の架け替えは必要なく、部分的な修繕により使用可能との判断であることから、改修工事後も、当面の間は5年ごとの橋梁点検に基づき、必要に応じた改修工事をしていくものと考えています。
・浜崎陸橋改修工事について
田辺淳議員:この工事は、東上線朝霞台駅構内における浜崎陸橋改修工事を東武鉄道に委託するというものです。浜崎陸橋は、朝霞台駅を中心とした北朝霞土地区画整理事業(1974年完)で造られ、築50年を経過しています。同様に朝霞台駅も老朽化が進んでいて東武鉄道は、今回のエレベータ設置工事を先行させたとはいえ、近いうちにこの駅舎の改修を行うことになるはずです。浜崎陸橋は、この駅舎の建て替え計画に盛り込まれる予定はないのですか。
都市建設部長:浜崎陸橋については、橋梁点検で危険度が高く、早急に改修を行う必要があるということで、協定を結んで工事を進めたいと考えていますが、駅舎の建て替え計画に盛り込むことは、現時点では東武鉄道からは伺っておりません。
◆議案第55号 人権擁護委員候補者の推薦に関する意見を求めることについて
原案可決(全会一致)
▽説明
任期満了となる次の方を、再び委員に選任することに同意を求めるものです。
※詳しくは本紙をご覧ください。
◆議案第56号 人権擁護委員候補者の推薦に関する意見を求めることについて
原案可決(全会一致)
▽説明
任期満了となる次の方を、再び委員に選任することに意見を求めるものです。
※詳しくは本紙をご覧ください。
◆議案第57号 人権擁護委員候補者の推薦に関する意見を求めることについて
原案可決(全会一致)
▽説明
任期満了となる次の方を、再び委員に選任することに意見を求めるものです。
※詳しくは本紙をご覧ください。
◆議案第58号 令和6年度(2024年度)朝霞市一般会計補正予算(第2号)
原案可決(全会一致)
▽説明
補正額は、3,448万5千円の増額で、予算総額は、522億2,973万5千円となりました。
歳入は、財政調整基金繰入金を補正します。
歳出は、枯損木伐採等委託料を増額します。
▽質疑
・城山公園のナラ枯れ対応について
飯倉一樹議員:城山公園のナラ枯れ対応のための補正予算ということですが、何故このタイミングで財政調整基金を切り崩してまで計上したのでしょうか。また、金額としてこの金額に妥当性があるかどうか、森林環境税や県の補助金等、他の補助金等も使うことは検討されていますか。
都市建設部長:ナラ枯れ被害が確認された城山公園の山側部分を令和4年9月に閉鎖し、令和5年度にかけ、樹木伐採等を進めてきました。しかし、今年度開園に向けて専門家による樹木点検を実施したところ、ナラ枯れ等が進行している樹木が多数報告されました。市民からも早期開園の要望が多く上がっているところで、市としては、利用者の安全を確保し、なるべく早期に全面利用を再開するためには、倒木等のおそれのある樹木伐採が必要なことから、補正予算を提出したものです。
また、今回の費用については、過去に実施した伐採等の積算を参考に算出しました。
県のナラ枯れ被害緊急対策事業補助金を活用できるかどうか、埼玉県寄居林業事務所と現在協議をしているところです。
・ナラ枯れ被害対応と森林環境譲与税
本田麻希子議員:埼玉県は朝霞市に交付される森林環境譲与税をナラ枯れ被害対応に充ててから補助金を交付するとしているそうですが、その説明の内容と朝霞市には森林環境譲与税を使うことができる森林に該当する場所はどのくらいあるのか伺います。
総務部長:どの木にでもナラ枯れ対策に使えるということではなく、森林法第2条に基づく森林におけるナラ枯れ対策であれば、伐採費用に森林環境譲与税を充てることができるという認識です。
また、森林環境譲与税を市に配分するに当たって、森林に対する割合というのは朝霞市にはなく、朝霞市には人口割の部分しか計算には入っていないという状況です。
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