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ひがしまつやまキッズ集合(しゅうごう)!おしえて「文化財(ぶんかざい)」

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埼玉県東松山市

■箭弓稲荷神社(やきゅういなりじんじゃ)、国指定重要文化財(くにしていじゅうようぶんかざい)へ
令和(れいわ)5年11月の文化審議会文化財分科会(ぶんかしんぎかいぶんかざいぶんかかい)は、箭弓稲荷神社本殿(ほんでん)・幣殿(へいでん)・拝殿(はいでん)を国の重要文化財に指定するよう答申(とうしん)しました。国指定重要文化財とは、文化財保護法(ほごほう)で定義(ていぎ)されている文化財のうち、国が重要と認(みと)め重点的(じゅうてんてき)に保護しているものです。国の重要文化財に指定されれば、市内(しない)では「木造阿弥陀如来坐像(もくぞうあみだにょらいざぞう)」、「光福寺宝篋印塔(こうふくじほうきょういんとう)」、「大谷瓦窯跡(おおやかわらがまあと)」に次いで4件目(けんめ)65年ぶりの快挙(かいきょ)です。

○「箭弓稲荷神社本殿・幣殿・拝殿」
江戸時代後期(えどじだいこうき)から末期(まっき)の神社としては関東地方有数(かんとうちほうゆうすう)の規模(きぼ)を持(も)ちます。権現造(ごんげんづくり)と呼(よ)ばれる建築様式(けんちくようしき)の神社です。外側(そとがわ)は素木(しらき)で、あらゆるところに非常(ひじょう)に細(こま)かな彫刻(ちょうこく)が施(ほどこ)されています。一方(いっぽう)、本殿内部(ないぶ)は極彩色(ごくさいしき)が施され、絵画(かいが)や彫刻もたいへん見事(みごと)です。この時代の特徴(とくちょう)をよく示(し)めし、関東(かんとう)を代表(だいひょう)する神社建築として価値(かち)が高(たか)いことから、国指定の答申を受(う)けました。

問合せ:埋蔵文化財(まいぞうぶんかざい)センター
【電話】27–0333【FAX】27–0334

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