犬や猫が健康で快適に暮らせるようにするとともに、社会や近隣に迷惑をかけないようにする必要があります。以下のことを確認しましょう。
■犬の飼い主が守るべきこと
・鳴き声が他人の迷惑にならないように注意しましょう。
・屋外に犬を連れていくときは必ずリード付け、これを短く持ち、周囲に配慮しましょう。
・散歩中に犬がしたふんは持ち帰り、尿は洗い流すなど、必ず後始末を行いましょう。
犬に関する相談:鴻巣保健所
【電話】048-541-0249
■猫の飼い主が守るべきこと
・室内で飼いましょう。ふん尿により悪臭がする、ごみ置き場を荒らされる、車を傷つけられる、鳴き声がうるさいなど、周囲の人の迷惑にならないようにしましょう。
・首輪や迷子札、マイクロチップを付け、飼い猫だと分かるようにしましょう。室内飼いであっても、突然の物音に驚いたり、開いた窓から逃げてしまうこともあります。
・不妊・去勢手術をして飼いましょう。不妊・去勢手術をしないでいると、飼い主の知らない間に子猫が生まれることがあります。猫は年に3回以上の出産が可能で、1回の出産で5匹前後生まれるため、1頭のメス猫から1年後には合計20頭以上に増えてしまうこともあります。また、不妊・去勢手術には、病気の予防やストレスの軽減、発情に伴う異常な行動がなくなるなどの効果もあります。
◇野良猫の世話について
「かわいそう」という気持ちで野良猫に餌や水を与えるだけで、後片付けや、排せつ物の処理、不妊・去勢手術を含む適切な管理を行わないと、近隣住民の迷惑に繋がり、苦情となってしまうばかりか、結果として不幸な猫の増加を招くことになります。安易な気持ちで餌やりをしないようにしましょう。
猫に関する相談:県動物指導センター南支所
【電話】048-855-0484
■彩の国動物愛護推進員をご存じですか?
彩の国動物愛護推進員は、動物愛護に関する分野で経験や技能を有し、地域の活動や野良猫のTNR活動(※)、子犬や子猫の譲渡の支援などを通じて県内における動物愛護の推進に協力するボランティアとして、知事から委嘱を受けた人です。
彩の国動物愛護推進員は、相手の求めに応じて動物の問題を解決するためのヒントやアドバイスを提供したりなどの相談に応じてくれます。
※TNR活動:野良猫を捕まえ(Trap)、不妊・去勢手術を施し(Neuter)、捕まえた場所に戻し(Return)、野良猫がそれ以上増えないようにする活動のこと
問合せ:県生活衛生課
【電話】048-830-3605
問合せ:環境対策推進課
【電話】788-4924
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