■成年後見制度をご存じですか?
成年後見制度は、認知症・知的障がい・精神障がいなどによって物事を判断する能力が十分でない方の権利を守るために、「後見人」等を選ぶことで、本人を支援する制度です。
○例えば、このようなケースで必要になります。
兄に重度の知的障がいがあります。父が亡くなり、自分と兄で遺産分割をする必要があるが、勝手にするわけにいかないし、どうすればいいんだろうか?
成年後見制度には、本人の判断能力の程度等によって、「後見」「保佐」「補助」「任意後見」という4つのタイプがあります。
これらのうち、後見・保佐・補助は、判断能力が低下した後に申請するものですが、任意後見は、判断能力に問題がない段階で、将来自分の判断能力が低下した場合に自分の選んだ人に支援をしてもらうことをあらかじめ契約で定めておくものです。
成年後見制度を利用することにした場合、家庭裁判所に後見等の開始の申し立てを行います。手続き後、後見人等が選任されます。
・後見人等の役割は重要で、その仕事は長く続きます。本人の財産の額やその他の状況によっては、弁護士・司法書士・社会福祉士等の専門家が後見人等に選ばれることもあります。
・この制度は、判断能力が十分でない方を保護・支援するための制度です。制度を正しく理解し、地域での支え合いも必要であることを認識しておきましょう。
問合せ:
成年後見支援センター(福祉介護課内1階3番窓口)【電話】25-0116
地域包括支援センター(福祉介護課内1階3番窓口)【電話】25-0281
■ACP「人生会議」の研修会のお知らせ
大切な人のもしもの時のことを考えたことがありますか?
ACP「人生会議とは」…もしもの時に備えて、どこで、どのような医療やケアを望むかを前もって自分自身で考え、家族や医療・介護などの支援者と終末期を含めた今後について繰り返し話し合うプロセスをいいます。
大切な人のその人らしい生き方について考え、支え、向き合うための心づもりの第一歩として研修会に参加してみませんか?
日時:8/29(木)13:30~14:30
会場:町民会館 大会議室
講師:ヨコゼ診療所 石郷岡聡医師
申込み:8/23(金)までに地域包括支援センターへお申込みください。
問合せ:地域包括支援センター(福祉介護課内・1階3番窓口)【電話】25-0281
■手話奉仕員養成研修
手話で障がいのある方を支援する仲間を募集します!
聴覚や音声、言語機能に障がいのある方の社会参加を支援する手話奉仕員の養成研修を横瀬町と秩父市、皆野町、長瀞町、小鹿野町の1市4町合同で開催します。
期間:9/4~1/29の毎週水曜日19:30~21:00(全21回)
会場:秩父市福祉女性会館ほか
内容:入門編(自己紹介をしよう、いろいろな場面で話そう、ほか)
※手話による講座です。講座中に手話通訳者・要約筆記者などによる情報保障は原則ありません。
※養成講座は、入門編・基礎編があり、2年間で全課程が修了となります。令和6年度は入門編を開講します。2年間の講座修了後、手話奉仕員として登録することが出来ます。
参加費:無料
※テキスト代3,300円個人負担
対象者:秩父郡市に居住または通勤・通学(中学生以上)する方
定員:20名
申込み:8/23(金)までに福祉介護課へお申込みください。
問合せ:福祉介護課(1階3番窓口)【電話】25-0116【FAX】21-5155
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