市長の深谷がいい話

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■ブロッコリーが『指定野菜』に追加
令和8年度にブロッコリーを指定野菜に追加することが農林水産省から発表されました。指定野菜とは、全国的に流通し、特に消費量が多く重要なものとして、国が指定し価格の安定を図る野菜のことです。
現在の指定野菜はキュウリ、ニンジン、ネギなど14品目があり、ブロッコリーが追加されると、昭和49年のジャガイモ以来、実に約半世紀ぶりの追加となります。
多くの野菜で、人口減少などを背景に出荷量は減少または横ばいになっていますが、ブロッコリーは、全国の出荷量が平成14年と令和4年を比べると2倍に増えています。
一方で、野菜は天候によって収穫量や価格が左右されやすい側面があります。ブロッコリーが指定野菜に追加されることで、生産・出荷が安定し、消費者への安定した供給につながることが期待されています。
本市は、ブロッコリーの作付面積と産出額で日本一を誇っています。特に岡部地区で盛んに栽培されていて、秋から春にかけて収穫されます。厳しい寒さに耐えた深谷産のブロッコリーは甘みが強く、みずみずしさと茎まで食べられる柔らかさが特徴です。
先日、深谷産のブロッコリーを広く消費者に認知していただくため、東京都中央卸売市場(とうきょうとちゅうおうおろしうりしじょう)(大田市場(おおたしじょう))でふかや農業協同組合やブロッコリー農家の皆さんと、早速トップセールスをしてきました。深谷といえばすでにねぎが有名ですが、これからはブロッコリーにもさらに力を入れて、『農業王国ふかや』を盛り上げていきます。
皆さんにも深谷市自慢の『深谷ブロッコリー』を、ぜひたくさん味わっていただきたいと思います。

深谷市長　小島　進