キラリ 熱中時間

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深谷市にゆかりがあり、市内外で活躍する個人や団体を紹介します。

◆令和6年度『子供の読書活動優秀実践園』文部科学大臣表彰
東光(とうこう)保育園の皆さん

○絵本を通じて親子の触れ合いを生む
「『絵本の読み聞かせ』は、絵本の楽しさやワクワク感が子どもに伝わりやすいので、親と子どもの触れ合いの場になっていると思います。」と話すのは、令和6年度『子供の読書活動優秀実践園』として4月に文部科学大臣表彰を受けた、東光保育園の坂本(さかもと)園長です。
『子供の読書活動優秀実践園』は今年度から始まった表彰で、文部科学省が子どもの積極的な読書活動の推進について、特色のある優れた実践を行っている園に対し、表彰をするものです。
東光保育園では、0歳児～5歳児のすべての保育室に『絵本コーナー』があり、毎日子どもたちが好きな絵本を読んだり、保育士が『絵本の読み聞かせ』をするなど、さまざまな読書活動に積極的に取り組んでいます。
中でも、毎年3歳児のクラスで行う、園で借りた絵本を各家庭で読み聞かせをしてもらう『ふれあい絵本』は、長年続けている取り組みです。この取り組みでは、『子どもをひざの上に乗せて本を読んであげましょう。』と、親子の触れ合いを生むための約束があります。さらに、保護者が子どものつぶやきや絵本を読んだ感想を書くことも、触れ合いを実感する後押しになっています。
「子どもたちに、『絵本を読んでもらえたかな。』と聞くと『お母さんに読んでもらって嬉しかった。』と笑顔で答えてくれます。」と話す坂本園長や保育士の皆さんの顔も、園の子どもたちと同じ温かい笑顔で溢れていました。