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[特集] 水害から身を守る(1)

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埼玉県深谷市

近年、日本各地で大雨による水害が発生しています。深谷市は、北部では利根川、南部では荒川が流れ、ほかにも多くの川が市内を流れているため、大雨が降ると、大きな影響が出ることが考えられます。
今回は、いざというときに身を守るための、水害対策について特集します。

◆全国的に大雨が増加しています
全国的に地球温暖化などの気候変動の影響により、大雨(1時間の降水量が50ミリ以上の短時間強雨)が増加しています。昭和51年~60年の10年間と平成26年~令和5年の10年間を比較するとその数は約1・5倍となっています(下記グラフ参照)。


▲全国の1 時間50mm 以上の短時間強雨発生回数(気象庁資料をもとに作成)

県内でも令和5年6月の梅雨前線や台風第2号による大雨によって、県南東部の低平地を中心に水害による被害が発生しました。大雨はどこで発生するか予測が難しいため、深谷市も例外ではありません。
市内でも、河川の氾濫(はんらん)のほか、マンホールや側溝から水があふれる内水氾濫(ないすいはんらん)の可能性があります。

◆自助・共助・公助で災害に備えましょう
平常時から行政機関が実施する『公助』のしくみを知っておくとともに、備蓄を行うなどの『自助』、近所で助け合うなどの『共助』に取り組み、備えることが、災害からの被害をできる限り抑えることに役立ちます。いざという時に備え、日常的に防災を意識して取り組みましょう

■公助による備え
◆深谷市ハザードマップ
災害の想定や、命を守るための準備や対応などの情報を、1冊の冊子にまとめたものが、『深谷市ハザードマップ』です。水害に備えて『逃げ時マップ』を確認し、自分のいる場所の危険度を把握しましょう。
ハザードマップは冊子のほか、WEB(ウェブ)版もあります。

◆さまざまな情報発信
災害時には、さまざまな方法で情報を発信します。重要な情報を入手できるよう、その方法を確認しましょう。
▽市ホームページ
災害情報などを随時更新します。

▽防災行政無線
屋外のスピーカーから、緊急情報などをお知らせします。

▽深谷市公式LINE(ライン)
日ごろから防災に関する情報を手軽に調べたり、防災行政無線の放送内容が受け取れたりします。また、災害時は、避難情報や避難所の開設状況も配信します。
下記QRコードを読み取って登録してください。

▽避難情報等架電サービス
携帯電話やスマートフォンを持っていないかたへ、避難情報などを市から電話回線で伝達するサービスです。
詳しくは市ホームページ(下記QRコードからアクセス)を確認、または総務防災課にお問い合わせください。
【電話】574-6635

▽テレビデータ放送(dボタン)
NHK総合(1チャンネル)、テレビ埼玉(3チャンネル)で、リモコンのdボタンを押すと、市の避難情報や避難所の開設状況を確認できます。
このほかにも、『深谷市メール配信サービス』や『市公式X』、『FMふっかちゃん』、『Yahoo!(ヤフー)防災速報』などで情報を入手できます。

※二次元コードは本紙P.3をご覧ください。

◆災害時等要援護者名簿登録制度
災害時に支援を必要とする高齢者などを事前に登録し、関係機関へ情報提供することで、避難誘導などに役立てる制度です。
登録を希望するかたは福祉政策課(【電話】568-5041・【FAX】574-6667)、または地域の民生委員にご相談ください。
詳しくは市ホームページ(下記QRコードからアクセス)をご覧ください。
※二次元コードは本紙P.3をご覧ください。

◆災害協定
市では、大規模災害に備え、県・近隣市をはじめとする自治体、公的機関や民間事業者と、災害時の応援協定を締結しています。
今後も民間事業者などと協力・連携し、防災体制の強化を図っていきます。

■国・県・市の治水対策
国や県、市では水害を未然に防止するため、河川の改修や堤防の強化、河川内に堆積した土砂の撤去などを計画的に行っています。

〈市内の主な工事箇所〉
藤治川(榛沢新田)の河川改修、唐沢川(上敷免)の堤防強化、小山川・福川(岡)の土砂撤去、清水川(北阿賀野)の河川改修 など

(例)唐沢川の土砂撤去(埼玉県ホームページより引用)
※詳細は本紙P.3をご覧ください。

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