今年も暑い日が続くことが予想されます。熱中症は自覚症状が出る前に、対策することが大切です。気温や湿度の高い日が続く夏本番を迎える前に、熱中症について正しく理解し、予防しましょう。
■熱中症を防ぐ3つの備え
(1)屋内で
・食事や睡眠をしっかり取り、生活リズムを整える
・エアコンや扇風機で室温を適度に調節する
・喉が渇く前から小まめに水分を補給する
(2)屋外で
・天気予報を参考に、暑い日や時間帯の外出は避ける
・早めに水分補給を行う
・日傘や帽子を使い、涼しい服装をする
(3)体調不良と感じた時
・めまいや立ちくらみ、手足のしびれは熱中症の危険サインだと認識する
・涼しい場所に避難して、服を緩めて体を冷やす
・我慢せず周りの人に助けを求めるか、埼玉県救急電話相談#7119※へ相談する
■こんな症状があったら熱中症かも
〇軽度
・めまい
・立ちくらみ
・筋肉痛
・手足のしびれ
・汗が止まらない
・気分が悪い
・ボーっとする
〇中度
・頭痛
・吐き気
・倦怠(けんたい)感
・虚脱感
・何となく意識がおかしい
⇒軽度・中度の場合は「#7119」へ電話で相談する
〇重度
・意識がない
・けいれん
・体が熱い
・呼び掛けに対する返事がおかしい
・真っすぐに歩けない
⇒救急車を呼ぶ!
※埼玉県救急電話相談24時間365日相談可能「#7119」
ダイヤル回線、IP電話、県境の地域でご利用の場合は【電話】048-824-4199
■熱中症特別警戒アラートに注意!
近年、国内の平均気温が上昇し、熱中症による救急搬送者数や死亡者数が増加していることから「熱中症警戒アラート」よりさらに危機度が高い「熱中症特別警戒アラート」が、今年から創設されました。
熱中症特別警戒アラートが発表されると…
・市公式SNSやメール配信サービスなどで情報発信がされます
・指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)が開設されます
「暑さ指数が特に高くなることが見込まれると発表されます」
※詳細は広報さやま7月号でお知らせします
問合せ:健康づくり支援課へ
【電話】2956-8050
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