■オンラインゲームの無断課金トラブル
子どもがスマホのオンラインゲームで高額な課金をしてしまったという相談が寄せられています。
国民生活センターの報道発表資料(令和6年3月13日)では、無断課金につながる危ない場面を次の3つに整理しています。
・保護者のスマホを保護者のアカウントにログインした状態で子どもに渡す。
・保護者の古いスマホを、自宅のWi-Fiにつなげて遊ばせるため、保護者のアカウントにログインした状態で子どもに渡す。
・子ども専用のスマホを契約し、ペアレンタルコントロール機能を設定しないまま子どもに渡す。
◇保護者へのアドバイス
・保護者のスマホで遊ばせる場合は、保護者のアカウント(AppleやGoogle)は必ずログオフしましょう。
・保護者の古いスマホや子ども専用のスマホで遊ばせる場合は、子ども専用のアカウントを作成し、ペアレンタルコントロール機能を設定して、アプリのダウンロードや課金を保護者が管理しましょう。
・ペアレンタルコントロール機能は携帯電話会社、AppleやGoogleなどが提供しています。内容は子どもの年齢や判断力に合ったものを利用してください。
・日ごろから決済完了メールや明細をこまめに確認しましょう。
◇未成年者取り消しについて
18歳未満の子どもが無断で行った課金は、原則取り消すことができます。
スマホの場合は、AppleやGoogleに申し出をしますが、取り消しに至るまでには多くの手間と時間を要します。場合によっては取り消しが認められないこともあります。
日ごろからお子さんとスマホの使い方について話し合っておきましょう。
問合せ:秩父市消費生活センター
毎週月~金曜日(祝日はお休み)9時~12時、13時~16時
【電話】25-5200
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