■インフルエンザの予防対策について
今年もインフルエンザの予防接種が始まりました。みなさんはもう接種しましたか?
迷われている方もいると思います。インフルエンザは空気の乾燥した寒い時期に流行します。皆さんご存知の通り、特徴は38度、39度といった高熱を出すことが多く、その他にも普通の風邪症状と同じように鼻水、ノドの痛み、咳といった症状なども見られます。重症化すると、肺炎を起こし、点滴や入院を必要とすることもあります。
また、コロナと症状が似ているため見分けも難しく、家族や友人、会社内で知らず知らずにうつしてしまうことがあります。何らかの症状があり心配な方は医療機関を受診し、インフルエンザとコロナの抗原検査をしてもらうと良いでしょう。また、そうならないように、前もってインフルエンザワクチンとコロナワクチンの予防注射を接種しておくことをおすすめします。
予防注射をしたからといって100%予防できるわけではありませんが、重症化を防ぐ効果はあるようです。
その他にも、基本に戻りマスク、手洗い、うがいなども効果的です。いろいろな予防方法がありますが、一人ひとりが自分に合った対策をしてもらえれば幸いです。
医師 出井進也
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