■児童虐待とは
保護者がしつけと思っていても、子どもの体や心に苦痛を与えることは虐待です。虐待には以下の4種類があります。
身体的虐待:殴る、蹴る、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる、首を絞めるなど
心理的虐待:言葉による脅し、無視、きょうだいと差別する、子どもの目の前で家族に暴力を振るうなど
性的虐待:子どもへの性的行為、性的行為を見せる、性器を触る・触らせる、性的な写真の被写体にするなど
育児放棄(ネグレクト):子どものみを置いたまま外出する、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車内に放置するなど
◇市への相談対応件数の推移
■今増えている気を付けてほしい児童虐待
◇子どもの目の前での「夫婦喧嘩」
身体的影響:成長ホルモンが抑えられ、成長不全になることもあります。
知的発達面への影響:安心できない環境で生活することで、知的な発達が十分に得られないことがあります。
心理的影響:特に思春期以降、乱暴・多動・自殺企図・非行等の問題行動が現れることがあります。
■小さい子どもの「車内放置・自宅放置」
車内放置:乳幼児は、体温調節機能が未熟です。閉め切った車内など、室温が急激に上がりやすい環境では、短時間でも熱中症にかかり、死亡のリスクが高まります。
自宅放置:寝返りをうって元に戻れないことや、ミルクを気管に詰まらせるなど、窒息等の恐れがあります。また、予想外の行動を起こして窓やベランダから落ちたり、タバコや電池等を誤飲したり、お風呂場の浴槽で溺れたりする可能性があります。
※緊急の場合は110番通報をお願いします。
■相談はこちら
◇児童相談所全国共通ダイヤル
毎日24時間受け付けます
電話番号:【電話】189(いちはやく)
◇羽生市こども家庭センター(こども家庭課内)
受付日時:月~金曜日8時30分~17時15分(祝日、休日、年末年始を除く)
問合せ:【電話】内線192【FAX】563-4581【E-mail】kodomo@city.hanyu.lg.jp
◇親と子どもの悩みごと相談@埼玉(LINE相談)
受付日時:月~金曜日9時~21時、土・日曜日、祝日9時~17時(12月29日~1月3日を除く)
※友だち登録の詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。
◇家庭児童相談室(市民プラザ地下1階)
受付日時:月~金曜日9時~12時、13時~16時(祝日、休日、年末年始を除く)
※訪問等で不在のことがあります。
問合せ:【電話】562-4400
・相談は匿名でもできます。
・名前や内容の秘密は守られます。
・電話やメール、手紙等どのような方法でも構いません。
問合せ:こども家庭課
【電話】内線191
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