越ヶ谷秋まつりは、旧日光道中越ヶ谷宿で江戸時代中期から行われてきたとされる祭りです。五穀豊じょうを祝うために300年以上受け継がれてきました。近年は数年おきに開催され、今回は5年ぶりの開催。
約5mの山車や300人以上の大行列など、見どころも豊富です。特に注目したいポイントを紹介します。
■越ヶ谷秋まつりの見どころ
旧日光道中沿いの八カ町の山車が旧越ヶ谷宿内を巡ります。山車の上には、神話や歴史上の人物をモデルにした山車人形が据え付けられています。ちょうちんの明かりでライトアップされた夜の山車も圧巻です。
▽見どころ1 大迫力!約5mの山車
高さ:(人形含む)約5m
全長:約5.6m
・山車人形…各町会自慢の人形が飾られています。
・唐破風(からはふ)
・丸提灯
・擬宝珠(ぎぼし)
・舵取棒(かじとりぼう)
・綱
・三輪
▽見どころ2 衣装にも注目 300人以上の大行列
越ヶ谷秋まつりは、300人以上の大行列「渡御(とぎょ)」から始まります。
・巫女(みこ)衣装を身に着けた子どもたち(稚児巫女(ちごみこ))
・裃(かみしも)・袴(はかま)姿の旦那衆
・衣冠単(いかんひとえ)という正装姿の神職
などが練り歩く様子は必見です。
行列が旧日光道中へ入ってからは山車も合流し、お囃子の笛や太鼓、市の無形民俗文化財「越谷の木遣歌」等に乗せて越谷駅前などを巡ります。
■越ヶ谷秋まつり実行委員会実行委員長 中村滋男(なかむらしげお)さん
今回の越ヶ谷秋まつりのテーマは「越谷祭興(こしがやさいこう)」。5年ぶりの祭りを通して、みんなで越谷を盛り上げていこうという思いを込めました。
越ヶ谷秋まつりを知らない方に来てもらい、「すごい」と感じてもらえる祭りにしたいと思っています。
■スケジュール
▽10月12日(土)
・10:20…みこしが久伊豆神社から出発(渡御)
・11:00…山車に迎えられ、みこしが町内に到着
・13:20…みこしが御仮舎(おかりや)に到着
・16:00~18:10・19:00~21:10…山車曳(ひ)き廻(まわ)し
▽10月13日(日)
・10:30~12:40…山車曳き廻し
・14:15…みこしが久伊豆神社へ出発(還御(かんぎょ))
・17:00…久伊豆神社到着
・19:00~21:10…山車曳き廻し
※曳き廻し中の山車は危険です。近づきすぎず、関係者の指示に従ってください
※人混みに自転車を乗り入れるのは危険です
会場案内図は本紙をご覧ください。
問合せ:久伊豆神社
【電話】962-7136
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