熱中症とは、暑い環境で体温の調整ができなくなった状態です。めまいや吐き気、頭痛、失神等さまざまな症状を来し、重症化すると命を落とすこともある疾患です。
熱中症は誰にでもかかる可能性があり、運動中だけでなく、室内でも起こります。日頃からしっかり予防しましょう。
■熱中症予防の4つのポイント
・暑さを避ける
・こまめな水分補給
・急に暑くなる日に注意!
・体力や体調を考慮する
(参考…環境省「熱中症環境保健マニュアル2022」、環境省熱中症予防サイト)
■暑さに備えた体作りをしましょう!
暑い日が続くと、体が次第に暑さに慣れて、暑さに強くなります(暑熱順化といいます)。
暑熱順化することで夏の暑さに抵抗しやすくなり、熱中症にもかかりにくくなります。暑熱順化は「やや暑い環境」において「ややきつい」と感じる運動を継続することで、2週間程度で獲得できます。下記のポイントを確認し、できる範囲で日常生活に取り入れてみましょう。
※時間や頻度はあくまで目安です。個人の体質・体調、その日の気温や室内環境に合わせて無理のない範囲で行ってください
(出典…日本気象協会推進 熱中症ゼロへ)
▼暑熱順化するための動きや生活
水分・塩分補給を忘れずに!
○筋トレ・ストレッチ
頻度目安:週5日~毎日
30分
○ジョギング
頻度目安:週5日
15分
○ウォーキング
頻度目安:週5日
30分
○サイクリング
頻度目安:週3日
30分
○入浴(湯船につかる)
頻度目安:2日に1回
■熱中症警戒アラートを確認しましょう
熱中症警戒アラートは、気温が著しく高くなり、熱中症の危険が極めて高まる日に発表されます。令和6年度から、過去に例のない危険な暑さが予測される日には、熱中症特別警戒アラートが発表されます。
アラートは、環境省の熱中症予防情報サイト(【HP】https://www.wbgt.env.go.jp/)等で確認できます。
■熱中症かな?と思ったら…
・日陰やエアコンの効いた室内など、涼しい場所へ移動
・衣服を緩めて体を冷やす
・スポーツドリンクや経口補水液で水分補給
→症状が改善しない場合は…医療機関を受診するか、緊急のときは119番で救急車を呼びましょう
問合せ:健康づくり推進課
【電話】960-1100
HP:8683
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