健康情報コラム

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■健康的な体づくり
越谷市薬剤師会　薬局アポック　西本聖(にしもとたかし)

季節の変わり目の体調変化についてお話しさせていただきます。
「季節の変わり目にはめまいがする」「天気が崩れる前には頭痛がする」など、気象の変化によって持病が悪化することがあります。寒暖差に対応するために自律神経の一つである交感神経優位が続くと、疲れやだるさを感じやすくなります。
もともと人間は、ある程度の外部環境ストレスには耐えられるようになっています。そのバランサーとして機能しているのが自律神経です。しかし、ストレスが続く、昼夜逆転するなどの生活リズムが乱れるなどの原因で自律神経が整いにくくなってしまいます。
自律神経のチェックをしてみましょう。当てはまる項目が多いほど自律神経が乱れやすい傾向があります。
(1)乗り物酔いをしやすい
(2)季節の変わり目に体調を崩しやすい
(3)暑い季節にのぼせ、寒い季節では冷える
(4)雨が降る前にめまいや眠気を感じやすい
(5)体を動かす機会が減っている
(6)肩凝りがある
(7)新幹線や飛行機に乗ると耳が痛くなる
(8)片頭痛持ち
(9)きちょうめんな性格
(10)ストレスを感じやすい。
いくつ当てはまりましたか?
次に予防についてのお話。『朝食は食べる』1日3食を守ることが大切ですが、朝食は寝ている間に下がってしまった体温を上げ、自律神経を整えるのに大きな役割を果たすので欠かさないようにしましょう。また、食品ではビタミンB群がよいとされています。ビタミンB1は脳の栄養素・糖質を体内でエネルギーに換えてくれる働きをします。ビタミンB1が多く含まれているのは豚肉、ホウレンソウ、玄米などです。次に『ゆっくり長くできる運動をする』ウォーキングや軽めのランニング、水泳などゆっくり長くできるものがよいでしょう。ストレッチや筋トレも効果がありますよ。
いかがだったでしょうか?健康のためのセルフケアを行っていきましょう。