飯能市では年2回、市民の皆さんが納めた大切な税金や、国から交付された地方交付税、国庫支出金などがどのくらい入り、どのように使われたのかという、いわば市の家計簿を公表しています。
今回は、令和5年度決算見込額(企業会計を含む)の概況および令和6年6月30日現在の令和6年度収支状況をお知らせします。
【令和5年度 決算見込額の概況】
■一般会計
▽歳入
334億8,730万2千円
市民1人当たりの収入:42万7,800円
令和6年3月31日現在 人口7万8,278人
市税:市民税や固定資産税など
国庫支出金:国からの目的が決められた補助金など
地方交付税:国からの目的が決められていない交付金など
繰越金:前年度からの繰越金
県支出金:県からの目的が決められた補助金など
地方消費税交付金:国からの社会保障などを目的とした交付金
市債:国や金融機関などからの借入金
その他:寄附金や公共施設の使用料など
▽歳出
319億286万1千円
市民1人当たりの支出:40万7,558円
令和6年3月31日現在 人口7万8,278人
民生費:高齢者、障害者、子どもなどが安心して暮らすための費用
総務費:市政運営全般の費用
土木費:道路や公園などの整備、維持管理などの費用
公債費:国や金融機関等からの借入金の返済費用
教育費:学校や教育、文化やスポーツなどの費用
衛生費:ごみの処理や健診、予防接種などの費用
消防費:災害対策や消防、救急などの費用
その他:議会に関わることや、農林業、観光などの推進のための費用
※令和5年度に実施した主な事業は、緊急経済対策の推進、市制施行70周年記念事業の実施、住民税非課税世帯等に対する価格高騰重点支援給付金の支給、低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金の支給、新型コロナウイルスワクチンの接種などです。
・入湯税は次の事業に使われました
観光推進事業:99万6千円
観光施設管理事業:62万8千円
合計:162万4千円
・都市計画税は次の事業に使われました
土地区画整理事業:4億5,542万9千円
下水道事業:3億2,247万4千円
街路事業:7,681万7千円
合計:8億5,472万円
・森林環境譲与税は次の事業に使われました
森林づくり推進事務費:284万9千円
水と緑の森林づくり推進事業:3,222万8千円
森林文化都市創造事業:920万6千円
林道維持管理事業:924万1千円
小学校教材整備事業:355万1千円
中学校教材整備事業:374万1千円
合計:6,081万6千円
■特別会計
令和5年度特別会計の決算見込額は、下表のとおりです。
特別会計とは、個別の会計にしてお金の流れを明確にし、管理しやすくするため、特定の事業にのみ認められた会計のことです。
■債務負担行為
債務負担行為を設定しているものは下表のとおりです。
債務負担行為とは、契約により将来にわたり市が支出する内容について、あらかじめ予算に定めておくものです。なお、この他に中小企業小口融資について埼玉県信用保証協会が行う代位弁済に対する損失補償があります。
(令和6年6月30日現在)
問い合わせ:財政課
【電話】内線321
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