ライフステージに応じた切れ目のない子育て支援を行います!
令和4年6月に成立した改正児童福祉法により、令和6年4月1日から、「鳩山町子育て世代包括支援センターぴっぴ」は、「こども家庭センターぴっぴ」に名称を変更しました!
今月号では、新たにスタートした「こども家庭センター」についてご紹介します。
■なぜ「こども家庭センター」を設置するの?
◆今まで
今まで市町村では、母子保健法に基づき、妊婦や乳幼児の相談を受ける「子育て世代包括支援センター」と、児童福祉法に基づき、虐待や貧困など問題を抱えた家庭に対応する「子ども家庭総合支援拠点」(保健センターなどで実施)が併存していました。
しかし、この2つの機関で情報が共有されていないケースがあり、必要な方に支援が届かない事例が多数ありました。
◆これから
国では、この状況を改善するため、令和4年6月に児童福祉法を改正し、「母子保健」と「児童福祉」が一体となって支援できるように、「こども家庭センター」の設置を努力義務として規定しました。
鳩山町では、このような弊害をなくすため、すでに町民健康課や保健センター(「子育て世代包括支援センター」含む)が調整役となって、子育て支援を包括的に行ってきました。
しかし、鳩山町では今回の法改正等に伴う国の補助金等を活用し、子育て支援に関するワンストップの相談・支援体制の整備と新たな支援事業を実施するため、令和6年4月1日から「鳩山町子育て世代包括支援センターぴっぴ」を「鳩山町こども家庭センターぴっぴ」と名称変更し、内容も充実させて新たにスタートします。
対象者:鳩山町に居住するこども(18歳未満)とその世帯の方、妊産婦等
相談時間:平日午前8時30分~午後5時15分(祝日、年末年始を除く)
支援内容:妊娠届出、子育てに関する相談(こどもの発育発達、妊産婦の心身のケア、育児の悩み・不安)、児童虐待に関する相談など、なんでもご相談できます。
場所:鳩山町大字大豆戸183番地1 鳩山町保健センター内
◆「こども家庭センター」になって支援体制がパワーアップ!
今まで以上に相談体制や支援内容が充実します。
1.母子保健・児童福祉の専門的知識を持つ「統括支援員」を配置。保健センターと連携し、保健師や助産師、管理栄養士等の専門職による相談支援体制が充実します。
2.産後ケア事業をはじめ、妊娠期からの多様なニーズに対応できる地域資源の開拓・充実など、町全体の子育て支援施策の充実を図ります。
3.児童相談所、小中学校、幼稚園、保育園、学童保育などの地域の関係機関等と連携し、包括的な子育て支援を行います。関係機関には守秘義務があり、安心してご相談ができます。
◆お気軽になんでもご相談ください
鳩⼭町こども家庭センター「ぴっぴ」
【電話】049-298-1136
【FAX】049-296-2832
⽉〜⾦曜⽇、午前8時30分〜午後5時15分(祝⽇、年末年始除く)
・電話または来所で相談できます。
・相談される⽅のご希望を確認し、保健師や助産師、管理栄養⼠等の専⾨職が相談に応じます。また、内容によっては関係機関へのご相談をご案内する場合もあります。
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