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自治体の皆さまへ

もしもの時は突然やってくる!暮らしの防災ガイド(1)

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埼玉県鳩山町

■防災対策で重要な「自助」
災害への備えを考えるとき、一人ひとりが自ら取り組む「自助」、地域や身近にいる人同士が助け合って取り組む「共助」、国や地方公共団体などが取り組む「公助」の3つが重要です。
その中でも基本となるのは「自助」です。自らの命は自らが守る意識を持ち、一人ひとりが自分の身の安全を守ることが最も重要です。
「自助」に取り組むため、「災害に関する正しい知識の習得」、「マイ・タイムラインの作成」、「最低3日分、できれば一週間分の食料等の備蓄」などを実践してみましょう

■「避難」とは「難」を「避」けること
「避難」とは、避難所に行くことだけではなく、次の4つの行動があります。
(1)町が指定した避難所への避難
(2)安全な親戚・知人宅への避難
(3)安全なホテル・旅館への避難
(4)屋内安全確保
(4)の屋内安全確保は、洪水・土砂災害ハザードマップ等で次の「3つの条件」が確認できれば、自宅に留まり安全を確保することも可能です。

▽3つの条件
(1)家屋倒壊等氾濫想定区域に入いない
(2)浸水深より居室は高い
(3)水がひくまで我慢でき、水・食糧などの備えが十分
普段からハザードマップを確認し、どう行動すればよいか、どこに避難するかを、マイ・タイムラインを作成しながら考えてみましょう。(5ページ(4)参照)

■簡単な食料備蓄の方法「ローリングストック」
水・食料の備蓄は、ライフラインの復旧に時間がかかることなどから、最低3日分、できれば一週間分の家庭備蓄が望ましいとされています。
手軽に、効率的に備蓄する方法に「ローリングストック」というものがあります。「ローリングストック」とは、普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味(消費)期限が古いものから消費し、消費した分を買い足す方法です。この方法は次の3つのメリットがあります。
(1)普段から食べなれた食品を「非常食」として備蓄することができます。
(2)備蓄品の賞味期限切れを防ぐことができます。
(3)賞味(消費)期限の長いものに限る必要もないので、自分の好きなものを備えることができます。

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