■『認知症』のお悩みひとりで抱え込まないで
認知症は、脳の病気や障害などさまざまな原因により、認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。急速な高齢化の進展に伴い、認知症の人は年々増加傾向にあります。2025年には高齢者の5人に1人が認知症になるとの国の予測値もでており、認知症はもはや誰もがなりうる病気です。
もの忘れだけではなく、億劫がる、怒りっぽくなったなど、これまでと異なる様子に周囲の方が気づくことがあります。初期の段階では、本人自身も何か今までと違う感覚で戸惑いを感じることも多いようです。65歳未満で発症する若年性認知症では、これらの症状のほか、働き方や経済的な課題も生じると言われています。
認知症は、他の病気同様に、早期発見・早期対応が重要です。種類や症状の進行に合わせた適切な情報を持つことは、今後の暮らしの手がかりとなり安心につながります。どのようなことでも、まずはご相談ください。医療・福祉の専門職である認知症地域支援推進員が対応します。どなたでもご相談ができ、個人情報は守られます。
○こうのすオレンジダイヤル(認知症なんでも電話相談)
毎週月・水(祝日を除く)9時~16時
【電話】596-2283(地域包括支援センターこうのとり内)
○オレンジカフェこうのす
各会場でも相談に対応しています。(認知症地域支援推進員)
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