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自治体の皆さまへ

進めようワーク・ライフ・バランス

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埼玉県鶴ヶ島市

▽ワーク・ライフ・バランスとは
「仕事と生活の調和」のことをいい、働き方改革の一環としても注目されています。「仕事(ワーク)」と家庭生活・育児・介護・地域活動・趣味などの「生活(ライフ)」の調和が取れると、私生活にもゆとりができ、そのゆとりが仕事にもプラスになるという、良い循環が生まれます。このような状態は、個人の能力の向上につながると同時に、事業所全体の生産性の向上や人材の定着にもつながります。

▽柔軟な働き方について考えよう
育児や介護をしながらの就業の継続、ハラスメントの防止、同一事業所内における男女間の格差是正や不合理な待遇の差の是正など、働きやすい職場環境に向けて、様々な法整備が行われています。また、福利厚生として独自で休暇制度を用意している事業所もあります。
家族の形も多様になりました。夫婦間でなく一人で育児と仕事を両立する方や、男女を問わず、介護と仕事の両立が必要な方も増えています。介護と仕事の両立は、心身に大きな負担を強いることがありますが、経済的な負担を抱えないためにも、制度を活用して仕事を続けることが必要です。
また、女性が意思決定の場に参画していくことは、多様な選択肢を与え、働きやすい環境を推進していくことにつながります。女性が働きやすい職場は、男性にとっても働きやすく、誰もが活躍できる職場環境であるといえます。

▽性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)
ワーク・ライフ・バランスは社会構造に関わる課題であり、女性だけが家庭と仕事の両立を求められるものではありません。男女ともに、育児や介護などのライフイベントに対応した柔軟な働き方を無理なく選択できるようになることが望まれます。
また、性別による固定的な役割分担意識の解消が進みにくい要因の一つとして、長年にわたり人々の中に刷り込まれたアンコンシャス・バイアスがあることが挙げられます。アンコンシャス・バイアスについては、内閣府のホームページで動画やチェックシートが紹介されています。あなたの無意識の思い込みをチェックしてください。
・動画はこちら(本紙11ページにQRコードを掲載しています)
・チェックシートはこちら(本紙11ページにQRコードを掲載しています)
・事例集はこちら(本紙11ページにQRコードを掲載しています)

問合先:女性センター
【電話】049・287・4755

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