■大切なあなたの生命と子宮を守るために~2年に1度子宮頸がん検診を受けましょう~
〈子宮頸がんって?〉
子宮頸がんは、子宮の入り口に発生するがんです。子宮頸がんは「異形成」という前がん状態を経てがん化することが知られており、がん細胞に進行する前に、正常でない細胞の状態を細胞診という検査で見つけることができます。
無症状のときから、早めに発見が可能で、早期に発見すれば、比較的治療しやすく予後のよいがんです。
〈子宮頸がんの年代別発症数・死亡数〉
子宮頸がんは、30歳代後半から40歳代で発症する可能性が最も高いがんです。子宮頸がんの原因は、主に性交渉によるHPV(ヒトパピローマウイルス)感染です。HPVはごくありふれたウイルスで多くの女性が一生に一度は感染すると言われます(感染しても必ずしもがんになるわけではありません)。
日本では年間約2800人、一日当たり約8人が子宮頸がんで亡くなっています。
◇あなたの不安を全部解決!子宮頸がん検診QandA
Q 検診ってどんなことをするの?痛みがあるの?
A 検診は、約15分!
医師による聞き取りと、細胞の採取だけです。大きめの綿棒で子宮の入口を軽くこすり、細胞を採取します。この際に痛みはほとんどありません。さらに検査が必要になったら、次のステップの検査を受けましょう。
Q 今、検診する必要があるの?
A 国で、20歳から受診することが望まれています。子宮頸がんは若い女性でもかかる病気だからです。2年に1度の検診が推進されています。定期的に受けることを忘れないようにしましょう。
Q 費用は?
A 市の助成があるため、自己負担1200円で検診を受けることができます。今年度無料クーポン対象の方、70歳以上の方は無料で受診できます。
Q どこで受診できるの?
A 実施医療機関
・ヒロレディースクリニック
【電話】049・272・0164
・Aiclinic(アイクリニック)
【電話】049・277・5225
・小川産婦人科小児科
【電話】049・281・2637
・清水医院
【電話】049・281・0158
・吉松医院
【電話】049・281・0532
〈子宮頸がん検診の流れ〉
1.専用フォームから、または保健センターに直接申し込む
2.受診券が届く
3.医療機関を選ぶ
4.検診を受ける
5.結果を確認する
申込はこちら(本紙24ページにQRコードを掲載しています)
申込・問合せ:保健センター成人保健担当
【電話】049・271・2745
【FAX】049・271・2747
■特定保健指導を受けましょう
特定保健指導は、「動機づけ支援」または「積極的支援」に該当した方を対象に、生活習慣の目標を立て、実行していただくおおむね3か月間の支援プログラムです。対象の方には、市の特定健診受診の2~3か月後に「特定保健指導利用券」を送付します。
特定保健指導対象の方は、そのまま放置しておくと心臓病や脳卒中などを引き起こす可能性がありますが、生活習慣の改善でこれらの重大な病気の発症を未然に防ぐことができます。
医師、保健師、管理栄養士などが無料で、日常生活の中で無理なく実施できる生活習慣改善のアドバイスを行います。
この機会に特定保健指導を利用して、生活習慣の改善を始めましょう。
▽特定健診
鶴ヶ島市国民健康保険の特定健診実施期間は10月31日(木)までです。
対象の方には、5月中旬に受診券を送付しています。受診券がお手元にない場合は、お問い合わせください(ホームページから受診券の再発行や新規発行の申し込みが出来ます)。
対象:40~74歳の鶴ヶ島市国民健康保険被保険者
申込はこちら(本紙24ページにQRコードを掲載しています)
問合せ:保険年金課保健事業担当
<この記事についてアンケートにご協力ください。>