冬の時期は、運動不足になったり、体調を崩してしまいがちです。また、年末年始は行事が多く、食生活が乱れ、肥満につながりやすいです。肥満に血圧、血糖などの異常が重なった状態をメタボリックシンドロームと言います。放っておくと、動脈硬化が進行し、脳血管疾患、心臓病、腎不全などの大きな病気を引き起こします。そこで、普段の生活で気軽に取り入れられる健康づくりについて紹介します。ご家族や地域の方々と実践して健康的に冬を乗り切りましょう。
◆健康管理編
▽意識的に体を動かす
→運動量が不足すると筋肉が落ち、体温が低下して病気にかかりやすくなる恐れがあります。
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・おおいた歩得(健康アプリ)でお得にウォーキング
・なにげない日常の動作(歩く、階段を昇る、こどもと遊ぶ、荷物を運ぶなど)も効果的
※運動の前後は健康チェック(血圧等)と水分補給を忘れずに。体調がすぐれないときは控えましょう。
(※詳しくは本紙二次元コードをご覧ください。)
▽毎日体重を測る
→生活習慣病の原因となる内臓脂肪の変化が一番わかりやすいのは「体重」です。また、筋肉量の減少も確認することができます。
▽急激な温度変化に注意
→暖かい室内から寒い室外への、急な移動は血管が急激に収縮するため、血圧が一気に上昇し、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす可能性があります。トイレや洗面所、浴室では暖房器具等を活用し、温度差をなくしましょう。
→寒暖差による自律神経の乱れは、体調不良を引き起こします。睡眠をしっかりとり、自律神経の乱れを防ぎましょう。
▽歯と口の健康を保つ
→乾燥する季節は、唾液の量が減り、口の中で細菌が繁殖しやすく、虫歯が起こりやすい環境になってしまいます。うがいや歯磨きはもちろん、舌を動かしたり、お口の体操をしましょう。1日1~2ℓの水分摂取や室内の湿度を50~60%を保ち、お口の乾燥を防ぎましょう。
◆食事編
3つのポイント
○食べ過ぎないために!
・よく噛んで食べる
・腹八分目を心がける
・だらだら食べない
・野菜料理を先に食べ、満腹感を得る
○外食時に気をつけること
・野菜の多いメニューを選ぶ
・丼ものより定食を選ぶと栄養バランスがとれます
○アルコールにも注意!
・アルコールには食欲を増進させる作用があります
・1日に飲む目安は、ビール1本500mlで、女性や高齢者はその半分量です。週2日は休肝日を設けましょう。
◎年末年始も食事時間は規則的に
朝食の欠食や夜遅い夕食は、肥満につながります。食事時間や回数を普段と大きく変えることなく、不規則な食事を何日も続けないように心がけましょう。生活リズムを整えることも大事です。
お問い合わせ:保健福祉センター
【電話】0973-76-3838
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