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自治体の皆さまへ

地域で認知症本人・家族を支えましょう(1)

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大分県日田市

9月21日は「世界アルツハイマーデー」、9月は「認知症月間」
地域で認知症本人・家族を支えましょう

■認知症とは?
「認知症」とは、いろいろな原因で脳の細胞が働かなくなってしまったり、働きが悪くなったりしたために、それまでできていたことができなくなり、日常生活を営む上で支障が出ている状態のことを言います。90歳以上の人の約5割が認知症と言われるこの時代。長生きすれば「誰にでも認知症になりうる」という認識を持つ必要があります。
しかし、市で行った住民調査の結果では、「介護をする上で不安なことは何か」という問いに対して、1番多かったのは「認知症状への対応」でした。「どこに相談すれば良いか分からない」という声も聞かれました。

■相談窓口
中央地域包括支援センター【電話】23-2552【FAX】23-7088 担当地区…隈庄手・竹田・田島・咸宜・桂林
西部地域包括支援センター【電話】26-0036【FAX】26-3087 担当地区…光岡・三花・小野・大鶴・朝日・夜明
東部地域包括支援センター【電話】22-0248【FAX】22-0247 担当地区…五和・高瀬・三芳・西有田・東有田
南部地域包括支援センター【電話】57-9012【FAX】26-7022 担当地区…上津江・中津江・前津江・大山・天瀬長寿福祉課
長寿福祉係【電話】22-8299【FAX】22-8258
大分県認知症疾患医療センター上野公園病院【電話】23-6603
情報サイト:おおいた認知症情報サイトおれんじ(本紙右記二次元コード)

■認知症への理解を深める
認知症になると何も分からなくなると思われがちですが、そんなことはありません。周りの人の理解やサポートがあれば、その人の持っている力を発揮して、住み慣れた地域で、その人らしく生活することができます。また、認知症本人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすことができるように、令和6年1月から「認知症基本法」も施行されています(本紙右記二次元コード)。
今号では、認知症本人・家族を支える取組として、「認知症サポーター養成講座」と「オレンジカフェ」を紹介します。

■認知症サポーター養成講座
認知症になっても、安心して生き生きと生活できるまちをつくるためには、家族だけでなく、地域で暮らす様々な世代の人が認知症への理解をもって互いに支え合うことが大切です。地域の人たちの正しい理解と協力は、認知症本人と家族にとって大きな支えとなります。
“認知症サポーター”とは、認知症について正しく理解し、認知症本人とその家族を温かく見守り支える「応援者」です。たくさんの人にサポーターになってもらえるように講座を開催しています。子どもから大人まで、幅広い年代の参加をお待ちしています。
受講時間:1時間30分
受講料:無料
内容:
・認知症の基礎知識(原因や症状など)
・認知症本人の気持ち
・認知症本人の尊厳を守り対応するにはどうすれば良いのかなど
講義、認知症本人や家族のお話、「劇団あやめ」の劇など、受講する皆さんに合わせてお伝えしています。受講者には認知症サポーターの証である「オレンジリング」をお渡しします。

▽開催方法
(1)定期開催(年間5回程度)
令和6年度スケジュール(9月以降の開催予定)
・10月19日(土)午前10時~11時30分天瀬公民館2階中会議室
・12月17日(火)午後7時~8時30分市役所7階中会議室
・2月15日(土)午前10時~11時30分アオーゼ
募集数:各30人
応募方法:市ホームページ等でお知らせします

(2)皆さんからの依頼による開催
10人程度が集まる自治会・職場・学校・サークルなどのグループに合わせて講座を開催します。
開催を希望する場合は、希望日の1か月前までに長寿福祉課にご連絡ください。

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