「由布の魅力を発信できる地域のリーダーとして、地域に貢献する自立した〝由布の人〞づくり」
今月は、9月1日に由布高校で行われた「体験入学」について紹介します。
由布高校体験入学には94人の中学生が参加しました。
校長先生の挨拶に続き、生徒会長の小野葵さんからの学校説明が行われました。1年間を通してさまざまな行事があること。これらの行事は生徒が主体となって取り組んでいることなどが発表されました。
部活動紹介では、吹奏楽部の演奏、書道部のパフォーマンス、郷土芸能部の舞を放送部の司会・進行により紹介されました。郷土芸能部は、全国の大会において上位で表彰されており、地元のイベントやお祭り、福祉施設の慰問などに出向き、神楽を披露しています。吹奏楽部も人数が増え、活動にも活気が出ています。また、パリ・オリンピック射撃競技に出場した本校卒業生の野畑美咲さん(明治大学3年)から、中学生に向けてのメッセージ紹介がありました。
その後、各コース代表によるコースの特長や卒業後の進路の説明がありました。
参加者は全体説明会の後、「国語」「数学」や、由布高校独自の「観光」や「中国語」など9種類の講座に分かれて、高校の授業を体験しました。参加した生徒は、少し緊張した面持ちで授業に臨んでいました。授業では、由布高校の先生方が、それぞれの授業の特徴などを話したり、実際の授業を行ったりしていました。
由布高校の「体験入学」は、受付・全体会進行・説明・発表・運営・案内など、すべてが生徒たちの手によって運営されていました。運営する生徒たちも堂々とした姿で中学生へ説明・運営をしていました。このように学校外から多くの方を招いての会を生徒自身で運営することができているのも、生徒一人ひとりに応じた教育を行っている由布高校の取り組みのたまものだと思います。
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