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次世代を担う子どもたちの教育環境の充実

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大分県竹田市

竹田市教育委員会では、平成17年の新市合併の際に策定した「新市建設計画」の施策の方針に基づき学校再編を進めてまいりましたが、当時の予想を上回る速さで少子化が進んでいます。その中でも、今、学んでいる子どもたちに教育の機会均等を保障するためには、一定程度の児童生徒数が必要であり、本市では学校のあり方について提案し、学校再編を進めています。

■竹田市における出生数の推移
平成30年度、本市では1年間に生まれる子どもの数が初めて100人を下回りました。その後、出生数は減り続け、令和3年度は65人、令和5年度には58人となりました(表1参照)。いよいよ令和7年度から100人に満たない世代が小学校に入学します。
(表1)竹田市出生数

■市内小学校について
全校生徒が20人程度の極小規模である市内小学校を対象に、統合のための意見交換を行っており、菅生小学校については、令和7年度から南部小学校に統合することが決まっています。最終的に、小学校については竹田地域に2~3校、他地域に各1校の小学校を配置する計画で、今後さらなる議論が必要となります。

▽市内小学校全校児童数推移

▽複式学級とは
児童(生徒)数が、国(または県)の定める学級編成基準に満たない場合に、同一学級に2つ以上の学年を入れて編成する学級のことです。

■市内中学校について
中学校については、多感な時期に協働できる集団として、クラス替えのできる1学年2クラス規模ですべての教科の教諭配置を目指しており、令和5年度に久住中学校と都野中学校が竹田中学校と統合しました。多くの仲間とともに中学校生活を過ごし、多様な他者と触れ合うことで、さまざまな考え方や生き方を学んでいます。

▽市内中学校全校生徒数推移

■今後は……
令和7年度末に終期を迎える「竹田市長期総合教育計画」の改訂に向けて、小中学校に通っている児童生徒の保護者及び未就学児すべての保護者に対し、意向を伺うアンケートを実施したいと考えております。このアンケート結果を参考にしながら、当事者である保護者の皆さんの意向を基に、学校、地域の皆さんと協議していく予定ですのでご協力をお願いいたします。

問合せ:教育総務課
【電話】63-4816

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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