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玉来川河川敷 「都市・地域再生等利用区域」に指定されました

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大分県竹田市

■これまでの経過
玉来川流域の中でも玉来地区は、たび重なる豪雨災害を受け、市民の生活に大きな影響がありました。自然災害から市民の生活を守るため、大分県による護岸やダムの整備などの治水事業が進められ、玉来ダムは令和4年に完成しました。
平成31年3月に、グランツたけたや竹の子ひろばの周囲を囲む玉来川の河川敷を、国土交通省が進める水辺を活かした地域の賑わい創出を目指す取り組み「かわまちづくり」支援制度に登録。大分県により整備が進められ、令和5年度末をもって終了し、令和6年度は竹田市が植栽等の整備を行う予定となっています。
玉来川かわまちづくり事業で整備された河川敷は、3月8日河川管理者である大分県により、河川敷地占用許可準則に基づく「都市・地域再生等利用区域」の指定を受けました(河川空間のオープン化)。大分県管理の河川では、初めての事例となります。これにより、本市が占用した河川敷において、民間事業者による収益事業(オープンカフェ、物販、飲食、ワークショップ等のイベント)を常時行うことができるようになります。
各施設と整備された河川空間を、利用者が一体的に使用できるとともに、市民の皆さんや市外からの観光客の方々が足を運ぶ機会が増えることで、新たな賑わいと交流の創出が期待できます。

○河川空間のオープン化とは
地方公共団体などにのみ認められている河川敷地の占用を、一定の要件を満たす場合に、営業活動を行う民間事業者などによる利用も可能とする制度です。玉来川河川敷の場合、河川空間のオープン化を進めるうえで地域の合意形成を図るため、河川敷周辺自治会を中心に、竹田商工会議所や竹田市PTA連合会などの民間団体のほか、大分県、竹田市で構成された玉来川河川利用調整協議会を設立しました。

■今後のスケジュール
令和7年度からは、玉来川の河川敷で民間事業者が営業活動を行いながら、清掃や使用申込みの受付等の管理を行う予定です。
令和6年度は、本市が直接河川敷の管理を行います。あわせて、河川敷において営業活動を行う民間事業者を選定するため公募を行います。
公募の前には、公募のための条件を設定する上での課題等を市が把握するとともに、応募を検討している民間事業者にとっての試験的な利用等を見込み、一定期間民間事業者が営業活動を可能とする社会実験を行います。令和6年度は、社会実験期間以外の営業活動はできませんのでご注意ください。
社会実験についての詳細は、市公式ホームページで公表します。

▽社会実験参加者の選定
・社会実験参加者募集…5月1日(水)~5月24日(金)
・社会実験実施期間…6月15日(土)~8月25日(日)

▽民間事業者(施設使用者)の選定
・施設使用者募集…10月中旬~11月中旬
・施設使用者選定…11月下旬~12月上旬
・施設使用者による営業開始…令和7年4月1日(火)~

■利用に関するお知らせ
河川敷は公共空間ですので、公園のように散策やウォーキングなど自由にお使いいただけます。ただし、令和6年度は、植栽やパーゴラ等の整備のほか市道岡城線の工事が行われます。工事期間中は、立入り等が規制されますのでご注意ください。
なお、令和6年度について、社会実験期間中を除き、駐車場やイベント等により一定期間(時間)かつ一定面積を占用する行為は、次の場合に限りますのでご了承ください。
・グランツたけたの来場者用駐車場として使用する場合(竹田市及び竹田市文化振興財団の主催・共催事業に限る)
・竹田市主催・共催のイベント等の会場や駐車場として使用する場合

■都市・地域再生等利用区域の指定範囲
凡例:斜線部分
※詳しくは本紙をご覧ください。

問合せ:建設課都市計画係
【電話】63-4808

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