■第35回 子どもの成長と食事
「三つ子の魂百まで」ということわざがあるように、3歳までに身につけた生活習慣は大人になっても続きます。また、3歳を過ぎても正しい生活環境が整うよう、家族で協力し合うことが大切です。
▽生活リズムを整える
早寝・早起き・朝ごはん・朝トイレのサイクルを整えて、正しい生活リズムを身につけましょう。大人も子どもと一緒にリズムを整えると、心身ともに健康的になりゆとりが生まれます。
▽あいさつをする
「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつを大切にすると、食材をムダにせず、食事を作ってくれた人や食材への感謝を忘れずに食事をすることができます。
▽お菓子・飲み物(砂糖)を控える
今はノンシュガーと書いているものも多く、見た目や味では砂糖の量がわかりません。
子どもにおねだりをされても、与えすぎは禁物です。
両親も祖父母も子どもがかわいいと、つい与えてしまいますが、将来の健康を考えて大人も一緒にお菓子や飲み物の種類と量、食べる時間や場所を考えましょう。
▽子どもとの時間づくり
子どもと過ごせる時間は意外と短く、あっという間に過ぎます。特に食事の時間は会話を楽しみながら美味しさを分かち合ったり、マナーを伝えたり、心を育てる共食の場となるので大切にしましょう。
食事の際、子どもが困った行動をとることもありますが「食べることが楽しい」と感じることが正しい生活リズムの獲得や偏食を防ぐ近道です。
食事のことで気になっていること、困っていることがあればお気軽にご相談ください。
◆正しい生活リズム
早寝・早起き・朝ごはん、朝トイレ、よく遊ぶ
問合せ:保険健康課
【電話】63-4810
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