■思いを込めて「人権の花」運動
「人権の花」運動として、今年度指定校である荻小学校の児童たちが5月に花植えを行い、約2か月間、水やりなど思いを込めて育ててきました。7月18日、そのきれいな花を咲かせた「人権の花」を、荻小学校の児童代表者6人が荻町の各施設に配布しました。
荻げんきこども園では、ひかり組さんが花を受け取り、「きれいなお花をありがとうございます。心もお花も大切に育てます」と元気いっぱいに声を合わせてお礼を述べました。
■神馬(かんば)の石橋 清掃活動
7月20日、久住町にある「神馬の石橋」が築造から200年ほどが経つとして、神馬自治会の約20人が参加し、石橋周辺の草刈りなど清掃活動が行われました。
神馬の石橋は、国道442号から県道131号線(笹倉久住線)に進み、現・神馬橋の下流側、旧道(豊後街道)に架かっている現役の単眼アーチ橋で、市有形文化財に指定されています。
■久住高原クロスカントリーコースで力走
7月20日、久住高原クロスカントリーコースで「カンコ―カップ第4回九州地区小学生クロスカントリー駅伝交流大会」が開催され、九州各地から約300人の選手が出場しました。本市での開催は初。選手たちは、日本一のマラソン練習コースを最後まで力いっぱい走りぬきました。
高学年女子駅伝の1区で、見事区間賞に輝いた本市陸上クラブ「TAKETA T and F」所属の吉住咲亜弥(よしずみさあや)さん(南部小6年)は、「風と登り坂がきつかったけど、区間1位がとれて嬉しかった」と笑顔で話してくれました。
■音楽のまちづくりを推進 連携協力協定を締結
7月29日、市役所本庁1階市民ホールで、竹田市・公益財団法人竹田市文化振興財団・一般社団法人RENTARO室内オーケストラ九州の3者による連携協力協定締結式が行われました。本協定は、音楽のまちづくりや市民の豊かな人材育成と歴史文化の顕彰活動を推進することを目的としています。
締結式終了後には、RENTARO室内オーケストラ九州の森田良平(もりたりょうへい)代表理事と朝来桂一(あさきけいいち)副楽団長による記念ミニコンサートが行われ、美しい音色が響き渡っていました。
■県下初!竹田市農業成長産業化推進本部が設立
8月6日、竹田市社会福祉センターで「竹田市農業成長産業化推進本部設立会議」が開催されました。市、県、関係機関・団体から約30人が集まり、本市農業の喫緊(きっきん)の課題である担い手の育成・確保や園芸産地づくりなどの取り組みを強化していくことを確認しました。本部長には藤田副市長が就任、作業部会として「産地づくり部会」「農地部会」「担い手部会」の3部会が設置されました。
今後は各部会で、担い手の育成・確保や企業等の農業参入、労働力不足への対応、地域資源の活用・収益化といった中山間地域農業の活性化対策などの具体的な課題解決に向けて協議し、取り組みを実行していきます。
■第16代国際交流員が着任
8月7日、竹田市国際交流員着任式が行われ、第16代国際交流員としてガイスラ・ピナさんが着任しました。
ピナさんは、ドイツのライプツィヒ出身。平成28年ライプツィヒ大学に入学し、在学中には甲南大学に1年間留学していました。
式の中でピナさんは、「責任がある仕事で期待と不安もありますが、竹田市で日本の文化を学び、たくさんの人にそれぞれの文化を紹介し、良いイベントや国際交流が深められるよう頑張っていきたい」と決意表明しました。
今後は、国際交流事業の企画・立案・通訳や市民の異文化理解のための交流活動など多くの業務に携わっていきます。
■岡城跡での音楽会~故響~
大分県立芸術緑丘高校2年生3人が8月11日、岡城跡二の丸休憩所で音楽会を開催しました。芸術を通じて地域に貢献するという授業の一環で、ピアノ専攻の久保凜々香(くぼりりか)さんと首藤夢叶(しゅとうゆめか)さん、声楽専攻の鈴木心毬(すずきみまり)さんが、岡城跡に「城ピアノ」があることを知り、音楽家瀧廉太郎ゆかりの竹田市で演奏会をしようと企画したものです。
当日、鈴木さんらは第1部でショパンなど3曲を演奏した後、第2部で廉太郎が作曲した「荒城の月」「メヌエット」「納涼」「憾」の4曲を演奏。最後に、会場に集まった約50人の観客と一緒に「花」を合唱しました。
来場者は夏の岡城跡の絶景とともに、廉太郎を慕う3人の想いのこもった演奏に聞き入っていました。
■しっかり備えて楽しい登山を!
8月10日、くじゅう連山赤川登山口で、竹田市消防職員と竹田警察署職員らが登山客に「安全登山ハンドブック」と「タオル」を配布し、安全装備や登山届の提出など安全な登山を呼びかけました。
本市では、今年に入ってからすでに11件の山岳事故が発生しており、昨年1年間の件数を上回っている状況です。事前の準備をしっかり行い、あらかじめ起こりうる危険を予測し、それを避ける判断が安全につながります。しっかり備えて安全に登山を楽しみましょう。
■今年も露地かぼすの出荷はじまる
8月19日、大分県農業協同組合豊肥営農経済センターで、露地かぼす選果始動式が行われました。
式では、竹田市かぼす生産出荷組合 飛賀洋一(とびかよういち)組合長が「今年も高品質なかぼすが出荷できそうです。暑い日が続くので体調に気を付け、出荷作業等に取り組んでいきましょう」とあいさつ。その後、選果機の始動ボタンが押され、今年度の露地かぼす選果が始まりました。
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