文字サイズ
自治体の皆さまへ

竹高生 阿南里奈(あなんりな)さん、首藤杏奈(しゅとうあんな)さんがモンゴルへ

7/35

大分県竹田市

竹高生 阿南里奈(あなんりな)さん、首藤杏奈(しゅとうあんな)さんがモンゴルへ
「2024 East Asia Youth Camp Gathering(イーストアジアユースキャンプギャザリング)」

竹田高等学校2年生の阿南里奈さん、首藤杏奈さんが日本代表として、7月24日から30日にモンゴルのウランバートル郊外で開催された「2024 East Asia Youth Camp Gathering」に参加しました。これは全国のユースメンバーから選抜された日本代表10人が、東アジアで活躍する青少年赤十字メンバーが集まるキャンプで真の「国際理解・親善」を体験し、その成果を今後の活動に活かすという目的があります。
2人を含む日本のメンバーは、モンゴル・中国・香港・韓国のメンバーとともに広大な草原の中にあるゲルで生活しました。今回は人道活動「気候変動」というテーマのもと、各国の人道活動を紹介するフリップチャートを作成し、日本国のブースに展示。参加したメンバーは、各国のブースで英語を使って説明をしたり一緒にゲームをしたりと、今後の活動の参考となる貴重な経験となったことでしょう。今回、ユースキャンプに参加した2人からの派遣報告をご紹介します。

■モンゴル派遣報告
▽阿南里奈さん
今回の研修では、「気候変動」についてのアクティビティを行いました。既知内容もありましたが、知らないことも多く、ゲームや発表を通して「気候変動」について深く考えることができました。他国の人との会話はすべて英語で、聞き取れないこともありましたが、そのときはゆっくりもう一度言って貰うことで理解でき、会話を楽しむことができました。学校の授業で習ったモンゴルの移動式テント「ゲル」での宿泊体験、そして内陸性の乾燥したモンゴルの気候など、日本の気候との違いを肌で感じることができ、貴重な経験になりました。今回は西村校長先生に推薦していただき、この研修に参加することができました。最初は「なんとなく出願してみよう」という気持ちでしたが、事前研修やモンゴル研修に参加して「会話をはじめ、一歩を踏み出すことの大切さ」を実感し、真のコミュニケーションを知ることができました。最後になりましたが、土居竹田市長、先生方、そして参加に同意してくれた保護者に感謝して今後の生活を送ります。

▽首藤杏奈さん
今の地球では、「気候変動」によって大規模な山火事や洪水、旱魃、猛暑や豪雨などの気象災害が起き、それが甚大化し、農作物への影響から飢餓や栄養不足が起きていることを深く考える機会となりました。私が特に考えさせられたことは「私はまだ世界に出る準備が不十分である」ということです。参加者共通のコミュニケーションツールである英語力の低さを実感し、もっと使える英語を学びたい、身につけたいと思いました。また、他国の文化を知ることで日本との違いを考えるとともに、日本の文化の良さを再確認することもでき、すべてが新鮮でした。本研修で学んだことを、学校の「総合的な探究の時間」や、大分県教育委員会主催のグローバルリーダー育成塾などに活かしていきたいです。最後になりましたが、本研修に関わっていただいた日本・モンゴル赤十字社をはじめ、竹田高校同窓会、竹田ロータリークラブの方々に感謝いたします。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU