◆犬飼小中学校の防災教育
~小中9年間を見通した防災学習で専門的な知識や技能に触れ、防災意識を高めながら、自らの安全や命を守る実践力を身につける~
犬飼小中学校では今年度、小中一貫教育を生かして防災教育の取り組みに力を入れています。平成2年および5年の豊肥水害など、犬飼ならではの災害の特徴やリスクを知り、保護者や地域とネットワークを確立し、連携を図りながら、できる行動や命を守る行動を学年に応じて計画的に学んでいます。
1学期には陸上自衛隊湯布院駐屯地の隊員約30人が来校し、防災体験学習を実施しました。5年生から9年生の約100人が、身近な道具を使ってできる土のうや積み方のコツ、知っておくと便利なロープワーク、AEDを使った救急法、装備品の見学や試乗などを体験しました。
2学期は、9月に中学生の避難所設営体験や教職員の防災研修、保護者との緊急時引き渡し訓練を、そして、11月に下校時の避難訓練を犬飼支所や児童館と合同で実施します。
犬飼小中学校は、これからも防災教育を通して、安心安全な学校づくりと地域住民との関わりや、地域の防災活動との連携について自助、共助の視点を持って、できることを一歩ずつ進めていきます。
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