■日本語サロンの参加者に「カタポケを」使ってもらいました
[山本さん(中国出身)]
私は16年前に夫婦で中国から日本に来て和泉市に暮らし始めました。来日前から分かっていたことですが、言葉が通じないことが非常に大変で苦労しました。
まず最初に、市役所で転入の手続きをするのですが、相手が何を伝えようとしているのかが分からない、こちらが言いたいことも伝わらない状態で、とてももどかしい気持ちになりました。それでも漢字は分かりますので漢字を書いてニュアンスを伝えて、なんとか手続きをしました。
このままではコミュニケーションをとるのにも苦労してしまうと思い、市の識字教室に通うことにしました。そこで、日本語の勉強だけでなく、色いろな情報を得ることができました。
また、さらに日本語でのコミュニケーションができるよう日本語サロンにも通うようになり、継続して勉強をしています。
日本語がある程度分かるようになって、広報紙も読めるようになりましたが、全部が分かるわけではありません。今回、紹介してもらった「カタポケ」というアプリを使うと、どういう意味か分からなかった記事が分かるようになり、とても助かりました。
また、日本語も中国語も表示できるし、日本語で読み上げもしてくれるので、日本語を勉強するのにもよい教材となりそうです。
[ロバートさん(ザンビア出身)]
私はザンビアから日本に来て4年になります。日本語がわからなくて苦労するのは仕事の時が多いです。
妻が日本人なのですが、家での会話はほとんど英語なので、日本語を話す機会が少なく、なかなか上達しませんでした。
3歳の娘がいるのですが、娘の方が早く言葉(日本語)を覚えていき、今では娘に抜かれそうです(笑)。そのため、少しでも日本語を話す機会を増やそうと、日本語サロンで勉強をしています。
広報いずみは、家にあることは知っていて、表紙も見たことはありますが、ページをめくって内容を見たことはありませんでした。今回紹介してもらった「カタポケ」は、簡単に二次元コードでインストールでき、すぐにスマートフォンで広報紙を見ることができました。
今後は広報紙を見て興味のあるイベントに参加してみようと思います。
◇日本語サロン(にほんごさろん)について
日本語(にほんご)を勉強(べんきょう)したい外国人市民(がいこくじんしみん)のための教室(きょうしつ)です。ボランティア(ぼらんてぃあ)がやさしく教(おし)えてくれます。現在(げんざい)、日本語サロン(にほんごさろん)は満員(まんいん)です。申込(もうしこみ)をしてもすぐに参加(さんか)することはできません。
詳(くわ)しくは、市(し)ホームページ(ほーむぺーじ)をご覧(らん)ください(二次元コード(にじげんこーど)。
※二次元コード(にじげんこーど)は本紙(ほんし)またはPDF版(ばん)を参照(さんしょう)してください。
問合(といあわ)せ:生涯学習推進室(しょうがいがくしゅうすいしんしつ)
【電話】99・8161
■いずみメールも多言語に対応
市では、避難勧告、避難所開設状況、気象警報などの防災情報や和泉市のイベント・行政情報を、「いずみメール」を使ってお知らせしています。
英語、韓国・朝鮮語、中国語簡体字、中国語繁体字、ベトナム語、やさしい日本語に対応しています。
[登録方法]
(1)受信する携帯電話・パソコンなどの端末から空(から)メール(※1)を送信
(2)返信メールを確認し、本登録を行う
(3)氏名入力、配信カテゴリ(右記の主な配信内容をご覧ください)を選択し送信
(4)登録完了のメールが届く
(※1)空メールのアドレスは言語ごとに違います。詳しくは、外国人用PDFをご覧ください(二次元コードは本紙またはPDF版を参照してください。)
[配信カテゴリ]
・お知らせ情報
・防災・防犯情報
・教育・文化情報
・高齢者支援情報
・建物・山林火災情報
・子育て情報○救助事案情報
■市ホームページも多言語に対応
市ホームページは、機械翻訳サービスを利用して外国語に翻訳しています。
Myサイト翻訳では、4言語(英語、中国語簡体字、中国語繁体字、韓国・朝鮮語)に対応しています。また、Google翻訳を使って11言語(フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語、フィリピン語、インドネシア語、ネパール語、タイ語、ウルドゥー語)に対応しています。ご利用ください。
■ライフスタイルに合わせて情報を手に入れよう
市では、より多くの人に市からの情報を受け取ってもらえるよう、市ホームページや広報紙、いずみメールなど多言語に対応し、発信しています。外国出身の人で今回紹介した「カタポケ」や「いずみメール」を知らなかった人も市からの情報を受け取ってもらいたいので、利用してみてください。
また、広報紙は字が小さくて読みにくいという人にも利用しやすいよう、カタポケでは自動音声読み上げ機能を備えていますので、日本語が理解できる住民の人にとっても各自のライフスタイルに合わせた方法で市からの情報を入手できます。ご活用ください(一部、表などは自動音声読み上げ機能等に対応していません)。
問合せ:広報・協働推進室
【電話】99・8101
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