誰もが共に生き、支え合うことが“あたりまえ”の世の中に
■「認知症になっても大丈夫‼」のまちづくりのために
◆認知症サポーター
▽チームオレンジとは チームオレンジの役割
チームオレンジとは、認知症の人やその家族を支えるチーム(認知症パートナーや認知症サポーター、民生委員児童委員、地域包括支援センター等の相談機関、地域のボランティア、医療機関等)で、認知症の人や家族に生活面の支援等を行います。
▽チームオレンジの輪を広げていきましょう
(1)認知症の人やその家族の居場所づくり
(2)適切な機関へのつなぎ
(3)認知症の人への直接支援等
現在、和泉市には30のチームオレンジが立ち上がっています。チームオレンジの活動に関心のある人は、お問い合わせください。
問合せ:高齢介護室
【電話】99・8132
■キッズサポーターによる作品で最優秀賞を受賞
矢野寿也(ひさや)さん(いぶき野小6年)は、小学4年生でキッズサポーターとなり、小学5年生の夏休みに「オレンジリングをつけてできることを考えたい」と、認知症の人との交流「ぼくにも出来ること」を作りました。この作品がキッズサポーターとしての活動の先進的事例と評価され、令和5年度認知症サポーターキャラバン「キッズサポーターによる認知症への理解をテーマとする作品」で、最優秀賞を受賞されました。
市では、小学4年生を対象にキッズサポーター養成講座を行っており、約9千人がオレンジリングを持っています。認知症は誰にでもおこる病気です。認知症について学び、理解が深まると周囲の困っている人に、自分に何ができるかを考えるきっかけとなります。
市がめざす、「認知症になっても大丈夫!」のまちづくりのため、子どもたちも市民のひとりとして活躍してくれることを期待し、今後も、キッズサポーター、ジュニアサポーター(中学生)の養成を継続していきます。
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